この週末、MTVやらスペースシャワーTVやらで、東京事変のメンバーが出まくってました。いよいよ11月にアルバムが出る!との事でその宣伝に精を出してたみたいですが、そんな情報まったく知らなくて、何気なくチャンネル回してると、ちょっと声が似てたんで「まさか?」と思ったらやはり椎名林檎。
地上波のMステとかに比べて圧倒的にリラックスしてたし、話の内容もコアだし、初めて素の林檎を見たような気がした。いやー、予想以上に普通の人だったっす。いろんな意味で良かった。良すぎた。
ちなみに東京事変ギターの「ひらま」って札幌市出身なんすね。
音極道の「模倣道」はまだ、まったく着手できてないっす。今日から急ピッチで制作に入ろうとは思いますが、どの程度のクオリティになるのやら。。。。
東京ネットムービーフェス
東京ネットムービーフェス、なかなか楽しめます。このテのネット配信ムービー系イベントって、その目新しさだけで主催側が満足しちゃってるってゆーか、錯覚しちゃってて作品クオリティ的に微妙なものが多いんですが、やっとコンテンツの中身も本当に楽しめるものになってきた気がします。「できちゃった結婚」なんて最高に笑えました。映画にしろ音楽にしろ、こーゆー仕事してる人って基本的に世間常識が疎かったり、子供みたいな人間が多いんで、「自分に子供が出来る」つー、全く予想してない事態に対応できないっつーか、予想しろよっつーかw
といいつつわが身を省みてちょっと焦ってみたりww とにかく面白かった。刑事シリーズの「リハビリ刑事」とかもなかなかGood。
なんか、自分でこのBlog読み返してて思うのだが、自分の文章力が強烈に衰えてますな。短時間で焦って書くからか、なーんかまとまってない。しばらくはまさにリハビリか。
コピーなくして「音楽」の活性化はありえない
津田大介氏の「音殺」、その扇情的なタイトルとはうらはらに、実に客観的で音楽業界の根深い問題を多角的に捉えた良書でした。あとがきで津田氏自身が語っているように、この本の目的が単なる業界批判ではなく「今の音楽業界を取り巻く論点がいかに多いかという事をあぶりだしたかった」のだとすれば、その目的は見事に達成されていると言っていいです。特に印象深かったトピックスはホントにたくさんあったのですが、いくつか挙げてみると
1.「洋楽CDのレンタルがリリース後1年間禁止」の詳しい経緯
2.コピーコントロールCDの技術的な仕組みと問題点
3.輸入権問題のオピニオンリーダー高橋健太郎氏のインタビュー(これは必読!)
4.音楽配信サービスの日米格差
5.「原版権」のあり方が、今の音楽業界のさまざまな部分に実は多大な影響を及ぼしている
6.津田氏自身の「ナプスター体験」(そーそー!!て感じで共感しまくり)
などなど。
とにかく読み終えての率直な感想は、音楽業界バカばっかり!!つーのもありますが、JASRACもバカばっかり!あと、意外と問題意識の低いミュージシャンが多い事にすげーショックを受けました。それだけに、高橋健太郎氏のような、しっかりと問題意識を持ちなおかつ冷静で戦略を持って行動できる人は音楽業界ではきわめて貴重です。貴重すぎです。
それから、本でも取り上げていた、戸田誠司がライナーノーツに書いた一文「このCDのコピーコントロールはあなたのハートにある」
これ、あまりにもシビれたので、言葉の滴に登録してしまいました。
(※注:元フェアチャイルド(ボーカルは、あのYouです)戸田誠司氏の新譜「There She Goes」にて、自分がエンコードした192bpsのMP3ファイルをCDに収録し、そのフォルダ内に入っている解説テキストファイルの最後の一文に上記の素晴らしい言葉が。。。。)
音楽っつーのは、コピーしなければ、ミュージシャンが生演奏して周るしかなくなります。音楽とはまさに「コピー産業」であり、コピーされなければ枯れゆく一方です。その根本が判ってない人間が多すぎ。
いかにコピーさせないか?ではなく、コピーからどうやってしっかり対価を徴収するか?こそがキーワードです。CCCDなどもってのほか。QUEENのブライアンメイが言ったように、「コピー防止に費やしたコストは最初からムダな投資」「CDそのものをどれだけ魅力的にできるかを考えるべき」とはまさにその通り。正論。つーかなんでこんな当たり前のことがわからないでしょ??。
本書の一文でも似たような記述があった気がしますが、音楽は「無くても生きていける」ものなんす。「音楽なかったら死んでしまう!」という人がいても実際には死ぬことはありませんがな。「無くなっても良い」ものだからこそ、必死になって、ユーザの興味を繋ぎとめなくちゃ。その意識が、今の音楽業界には全然ない。マジで、「コピーをコントロールしてる場合じゃないって」。
にも関わらず、JASRACさんの見解はこうらしいです。
高瀬アキJAZZワークショップ
なんだかまたえらく忙しくなってきちゃって、あっちゅーまにココ2週間近くもBlog放置してしまった。いろいろ予定が入りまくった上に、とっくに終わったはずの仕事がまたバタついてきたり、疲れた。来週あたりからは落ち着いた日々を取り戻したいもんです。
さて、ネタはそれこそヤマの様にあるのだが、何せ書くヒマがなかった。ちょっとTOPICが古くなってしまったんすが、10月4日、高瀬アキというドイツ在住のJAZZピアニストによるインプロビゼーションワークショップに参加しました。JAZZなんてまともにやった事が無い上に、フリージャズなぞに至ってはまともに聴いたこともないのに、とにかく刺激が欲しい一心で無謀にも参加してしまったわけですが、これがなかなか面白かった!とりあえず高瀬アキさんとはこんな人。ヨーロッパでは特に評価が高いみたいで、実はスゴイ人っぽい。参加者もなかなか多くて、みな大学のジャズ研の人だったり、札幌では名の知れたジャズミュージシャンだったり、であきらかに自分は場違いな感じだったんですが、思い切って参加した甲斐はありました。
ワークショップの冒頭、高瀬さんが最初に語った言葉。
「ある1つの音がある時、それを1つのエネルギーと考える。そのエネルギーが時間経過の過程で、集中、拡散、つまり装飾されたり、対立したり、統合されて調和される。すなわちさまざまなバランスを持って享受されるものになる。」
最初なんのこっちゃ判らなかったのですが、やってみるとフリーJAZZってホントにそんな感じなのですな。マジでフリーなんですよ。だからひたすら自分の中にある「エネルギー」を自覚して楽器にぶつけるわけです。ここまで自由にやっちゃってイイの??っていうさじ加減が今回判って、フリージャズの楽しみ方が少し理解できた気がします。
特に今回のワークショップで面白かったのが、下のようなグラフィックを使った演奏。
1つ1つの絵ごとに、「こんな感じで演奏して」というおおまかな約束事だけを決めて、楽譜の代わりにこの絵を見ながら演奏し続けるという演習。音楽脳を思いっきり柔らかくするのに良い演習という感じでしたね。いやー、音楽は理屈じゃないなーと実感できる瞬間でした。そればっかりでも困るんですけど、まあ2月に1度くらいこういうフリージャズみたいな演奏をやるといいかも。
「誰が音楽を殺すのか」まだ半分くらいしか読めてませんが、これは素晴らしい!単なる業界批判ではない実に読ませる内容です。まあ、感想は読破してからゆっくりと。
今日誕生日だったりします
私事で恐縮ですが、9/30は誕生日なんす。ガキの頃なんかは「自分と同じ誕生日の有名人」とか、必死に探した時期がありました。その点やはりインターネット時代になるとこんなところで簡単に調べられるわけですな。うーん、便利。しっかしオドロキました。石原慎太郎も今日誕生日、T-REXのマークボランもだって!知らなかったなー。
「だれが音楽を殺すのか」仕事の合間を見て買って来ました。まだ1ページも読めてないっすけど。。。
このサイトがVersion1だった2000年、例のNapster裁判が和解に至らなかったとの報を聞いた時、自分はBBSかなんかで、「これで世界の音楽業界は10年遅れる」と言った記憶がある。そのくらいあの当時のNapsterは「有料サービスだったとして」も素晴らしく魅力のあるものだったし、今でもあの当時の感動と顧客満足度に匹敵するサービスは無いと思う。ところが、世の中はそれ以降、「CCCD」という音楽史上最悪のメディアに流れていったわけなんだけど、その愚かさにようやく業界が気づきはじめたのか、
エイベックスやらSONYやらが、自分が仕事に忙殺されている間にいつのまにかこんな動きをしていたようです。しかし、個人的に一番CCCDを全廃して欲しい東芝EMIはナゼ音沙汰無し?うーん、しばらくは動向を注視。
CCCDがナゼいけないのか?個人的には、まるで「食堂で食い逃げを予防する為に全ての客を鎖につなぐ」行為に等しい、客を基本的に犯罪者という前提で扱う発想の非常識さと業界の驕りが最も許せない要因。そんな事をしていてCD売上が伸びる道理がないし、そんな当たり前の事がわからない音楽業界にはここ数年大いなる失望を感じていたんですが、音楽配信メモの津田大介氏がとても興味深い本を出版。
だれが「音楽」を殺すのか?
まだ自分は購入してませんが、明日あたり速攻で買いにいこうと思ってます。音楽を真に愛する人間は全員買うべし。サイトでの津田氏の発言も自分と意見がけっこう近くて、なんだかこういう人がしっかりとメディアで発言をしている現状は、好ましい状況といえます。本もけっこう売れてるみたいだし。このまま、一気にCCCDが世の中から無くなる方向になればいいっすね。
自分もAmazonのアソシエイトに登録したんですが、こんな感じで本やらCDジャケの画像やらサイト上で使用できるのは、ありがたいですなー。
遅ればせながら『ラストサムライ』評
やっと!!『ラストサムライ』DVD購入しました。まあ、武闘派だの武士道だの日頃から語ってる自分としては、避けては通れない映画、という事で。
ストーリーだけ見ると、かなりハリウッド臭が強くて問題ないわけでもなかったんですが、映画の出来そのもの、特に「日本」という国の描き方については、過去に類を見ない素晴らしい出来ではないでしょうか。
もちろんその最大の功労者は、渡辺謙であり、真田広之であり、小雪なわけだけど、キャスティングってのも「映画の出来」の一部なので。
トムクルーズにしても監督のエドワード・ズウィックにしても、「武士道」に対する思い入れが異常に深いんだよね。やや美化しすぎ?ってくらい素晴らしいものだと固く信じている。そのへんが垣間見える特典映像とかのインタビューが、映画以上に面白かったりします。
でも日本人ってのは、やっぱり大したもんです。「武士道」を学校教育で教えるべきですな。
私にとって、この1ヶ月間は人生の転機となったようです。
といっても、何か大事件があったわけではありません。ただ、IT関連の仕事に関わって15年になりますが、この15年間で最も過酷で、最も屈辱的な1ヶ月だったという事は言えるでしょう。
この1ヶ月で、人生観まですっかり変わってしまいました。
今から比べればはるかに高収入だったサラリーマン生活を何の為に捨てたのか。何の為に働いて、何の為に生きているのか。そもそも自分は何をやりたいのか。。。。。
疲労とストレスの極限の中で、そんな事を考え続けました。
いやー、なんか文面重いっすか?でも、実は今、とっても晴れやかな気分なのです。地獄のような1ヶ月を経験した今、「自分のやりたい事以外はやらない」固い決意を持つことができました。お金の問題ではありません。決断しなければ、人生なんてあっという間に終わってしまう。会社を辞めた時のモチベーションが完全に蘇りました。今後の私の活動に、期待してください。なんか、そう言い切れてしまう自分がいます。何がどうなるのか、自分でもさっぱりわかりませんが、なんだかこれからの人生がとっても楽しみなんです。MovableTypeもVersion3.0日本語版を遅ればせながらインストールして心機一転。これを機にここのBlogも本格スタートしたいと思います。とりあえず決意表明でした。
出口調査は「民主党」!
出口調査では「民主党」に清き一票を!!
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∩´∀` )( ・∀・) アナタの一票が
ヽ .)( つ¶ 9 開票速報を変えます!
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|. ジャス研 新 党 .|
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◇◇◇◇◇◇自民でも民主でもなく「マスコミにNO!」◇◇◇◇◇◇
◇◇◇「出口調査は民主党に清き一票を」キャンペーン開催中!◇◇◇
出口調査に遭遇したい人は午前中の早い時間に投票所へGO!
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/000306.html
これは、「異常なまでに民主党偏向の報道を続けるマスゴミ」に
NOをつきつけようというキャンペーン。
まあ、出口調査に出くわす確率は高くはないですが、もし調査対象に
なったら、投票内容に関わらず「民主党」と答えましょうという呼びかけです。
投票内容に関わらず、ですから民主党以外に投票した人が民主党と答える事に
より当然それは誤差になります。実際の投票と異なる回答した人が増えれば
増えるほど各マスコミの当確予想精度が低下しその乖離の大きさがマスコミ
への不信任を現すという事ですな。なかなかウイットに富んでていいじゃ
ないですか。このくらいのシャレをきかせて欲しいよね。サヨクもウヨクも
品性が無さ過ぎですからなー。ユーモアと冷静さを失ってはいけません。
出口調査のサンプル数ってのはそんなに多くないはずだから、1投票所あたり
数人がうまくひっかかるだけでも意外と大きな乖離を生み出すのではないかと密かに期待。
とにかく、昨今の民主党のお粗末さと、TV新聞のなりふりかまわぬ暴走ぶり
はあまりにもヒドすぎますから。
例えば曽我さん家族再会を「選挙向けパフォーマンス」と批判する方々。
どうするのがベストだったんでしょうか?「選挙が終わるまで再会はさせられま
せん」と曽我さんを説得するのがベストだったんでしょうかね?w
ちなみに、橋本内閣が惨敗した時の参院選、直前のマスコミ論調は「自民圧勝」。
投票前の状況報道って、かえって選挙民の心情を逆に振る効果があるらしく、
意外と自民は51議席を確保するのでは???
20日、2人の日本人が世界の舞台で快挙を達成した。
全米オープンを自己最高の4位でフィニッシュした丸山。
F1で14年ぶりに表彰台に登った佐藤琢磨。
どちらも、笑顔が抜群にイイ。印象的だ。一昔前まで、欧米人は日本人
のステレオタイプとして眼鏡に出っ歯でいつも卑屈に笑っているような
人間をイメージしてきたし、実際そういう部分もあった。
だから、卑屈な笑いでもなく、しかめっ面でもなく、思いっきりの笑顔で
快挙を成し遂げた彼らは実に誇らしい。しかも二人ともまだまだ上を狙える。
今回の快挙もほんの通過点に過ぎないと思わせてくれる。
本当の勝負師ってもんは、笑顔もいいんだよな。生き方に曇りがないから。
人間には、極端な事言うと、「行動する人間」と「口を出す人間」の
2種類しかいない。判りやすく言うと、プレイヤーと評論家だね。
笑顔が最高にイイ評論家なんて見たことある??いないでしょ。結局、
引け目があるわけ。卑屈なわけ。そんな連中の戯言は気にしないでいい。
「行動する人間」たれ。そして笑顔で「口を出す人間」を見返してやろうでは
ないか。