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YouTubeで見る “J-POP王道コード進行” の歴史

このエントリーは、Music Hacks第1回目のエントリー、JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた、という話のフォローエントリーです。Music hackの中で取り上げたすべての楽曲について、YouTubeで原曲を見てもらえる様にリスト化しよう、という意図です。
ニコニコ動画のアカウントが無くてMusic Hacksの方の動画が見れない方は、お手数ですが、この際ですからアカウント取ってください。無料ですので。
とりあえず取り上げた順番にYouTube貼っていきます。一言コメント付き。


瞳をとじて [平井堅] (2004)

非常にオーソドックスな「王道進行」かつ「比較的最近の大ヒット曲」ということで冒頭にもってきました。ニコニコの年齢層を考慮しても、「瞳をとじて」なら覚えてるでしょってことで。SPEEDあたりはもうリアルに知らない若い子とかいそうでゾっとします(笑)

♪瞳をとじて


オリビアを聴きながら [杏里] (1978)

チューリップの財津和夫とかも「王道進行」っぽいコードを使ってて、古さで言えばそちらの方が古かったのですがちょっと変則気味だったので、オーソドックスな「オリビア」の方を取り上げました。

♪オリビアを聴きながら


いとしのエリー [S.A.S] (1979)

“勝手にシンドバット””気分次第で責めないで”と続いたことで定着しつつあった、コミックバンド的な評価を一変させた曲。そういう意味でサザンにとっても最初の勝負どころだったんだよなあ。1979年の時点でそういう大切な曲に王道進行もってくるあたりが桑田の非凡さ。

♪いとしのエリー


悲しい色やね [上田正樹] (1982)

この曲は全然JPOP臭がしないです。その秘密はメロディラインにあります。佳作だと思います。

♪悲しい色やね


シーズンインザサン [TUBE] (1986)

上田正樹の逆で、TUBEってすごいJPOPっぽい。むだにJPOPっぽい。なんだろうこの感覚。

♪シーズンインザサン


世界でいちばん熱い夏 [プリンセス・プリンセス] (1989)

日本のポップス史の中で一番「JPOP」を体現したのがプリプリの様な気がする。JPOPの教科書的なソングライティング。サビ前のBパターンも王道進行。

♪世界でいちばん熱い夏


ロビンソン [スピッツ] (1995)

この曲も全然JPOP臭がしない。そして”悲しい色やね”と全く同じ工夫がメロディラインに施されてるのが興味深い。

♪ロビンソン


White Love [SPEED] (1997)

この曲はSPEEDのシングルで一番売れた曲。そういう曲に王道進行が使われてるパターンってすごく多いんです。

♪White Love


LOVEマシーン [モーニング娘。] (1999)

データ調べてませんがこれもモーニング娘。で一番売れた曲、のはず。
この曲のコード進行は王道進行としては若干変則的で、冒頭からⅣ→Ⅴと、7th音が無い。

♪LOVEマシーン


Everything [MISIA] (2000)

王道進行をサビの後半にもってきているパターン。この曲は富田恵一のアレンジ含め、すべてが「王道」的な感じ。

♪Everything


Fragile[E.L.T] (2001)

王道進行をひたすら前面に押し出した平凡な曲。これを「いい曲」と感じちゃうリスナーがいるのは理解できるんだけど、作り手としては批判的にならざるを得ません。

♪Fragile


さくら[ケツメイシ] (2005)

この曲も一般の人達にはすごくウケがいいし、それは理解できる。
でも王道進行にまんまラップを乗せた安直さは、ある意味JPOPを10年遅らせたとも言える。聴いててすごく複雑な気分になる曲。

♪さくら


Can’t Take My Eyes Off You[Boys Town Gang] (1982)

この曲とGive Me Up、2曲ともコード進行としては冒頭Dm9。このあたりはJAZZのⅡ→Ⅴからの流れという意味合いの方が強いのかも。それにしても気持がいい曲です。

♪Can’t Take My Eyes Off You


Give Me Up[Michael Fortunati] (1986)

この曲を、特に若い年齢層の人がどれくらい知っているのかすごく興味がある。

♪Give Me Up


I Should Be So Lucky[Kylie Minogue] (1988)

今のカイリーミノーグから比べると別人の様なアイドル路線。逆に言うとそれだけサウンド的に進化を遂げた今のカイリーミノーグと、いまだにmihimaruGTとかが20年前のI Should Be So Lucky をカバーしちゃう日本の状況。要するに20年遅れてる。

♪I Should Be So Lucky


Together Forever [Rick Astley] (1988)

この曲はオッサンホイホイかなあ。今の人は知らなそうだなあ。どうなんだろう?

♪Together Forever


大迷惑 [ユニコーン] (1989)

超大胆なアレンジとオーケストレーションのお陰で、王道進行が隠し味くらいにしか感じない。才能って素晴らしい。動画の方で敢えて弾かなかったのは、ピアノじゃどう考えてもこの曲の素晴らしさを伝えられないから。

♪大迷惑


だいすき [岡村靖幸] (1988)

この曲もメロディラインが個性的なんで王道進行をほとんど意識させない。これもピアノではメロディラインの味わいを伝えられないと思って弾きませんでした。

♪だいすき


夢のうた [幸田來未] (2006)

エイベックスのここ最近の手抜きっぷりはなんなんだろう?バラードとか特に。逆にアーティストがかわいそうになる。

♪夢のうた


偶然の確率 [GIRL NEXT DOOR] (2008)

誰かが、”avexで「社運をかけた」ってフラグだよね”って言っててまったくだと思った。

♪偶然の確率


Drive Away [GIRL NEXT DOOR] (2008)

デビュー曲もビックリしたけど、これはもっとビックリした。

♪Drive Away


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この動画戦国時代を最後に制する大本命は「字幕.in」なんじゃね?

盲点だった。
ニコニコ動画やRimoの派手さに目を奪われっぱなしだったのと、非営利個人サイトということで、ついつい軽視してしまっていたのかもしれない。
しかし、考えれば考えるほど、「字幕.in」はヤバイ。
本家のYouTube含め、どのサービスも軽視できないジレンマやリスクを抱える中で、「字幕in」だけがあらゆる障壁を回避できる可能性が高いという結論に達した。
satoru.netの中の人は可及的速やかにビジネス化に向けて動き出すべきだ。
私がマネーの虎の高橋がなりだったなら巨額の出資を申し出るところだ。
ヒントを与えてくれたのは、「字幕.in」に投稿されたこの秀逸作品である。
mixi経験者ならきっとお気に召すだろう。何度見ても笑える。

勘のいいユーザ達は、この作品を見ただけで
「なるほど『字幕.in』はこうやって遊べばいいのか」
と即座に理解する。
そして、表面上の仕様は似通っていても「ニコニコ動画」とは全く別のサービスである事に気付く。
さらに、この「面白さ」にはどこか既視感があることにも気付くだろう。
代表的なものを挙げると、以前はてなのコアユーザ達を震撼させ、笑いのどん底に突き落としたこの動画だ。

この作品の素材となった「キーボードクラッシャー」君の動画は、他にも無数のバリエーションを生み出しちょっとしたブームとなった。
そして興味深いのは「字幕in」のサービスにおいても、素材となる動画が特定のものに集中する傾向があるという事だ。
これらのヒントを元に考察してみると、「字幕.in」というサービスは、他のサービスが共通に抱える問題、具体的には
1.素材コンテンツの確保
2.著作権問題
2.回線インフラ及び負荷対策
のすべての要素において、大きなアドバンテージを持つと気付いちゃったのだ。
以下、そのポイントを順に説明しよう。


1.素材となる動画のインデックス数は、少なくて良い

もちろん多くても困ることはないが、必ずしも大量の動画は必要ない。
先に述べた通り、同じ動画を使い回すことで、別の面白さが醸成されるからだ。
極端な話、字幕素材として「使える」ものが数十動画程度でも、サービスは十分可能だろう。


2.素材そのものが「面白い」必要はない

むしろ意味不明な方が、ナイスな字幕が付いた時の面白さが増幅される。
これはとても重要なポイントだ。
まず、日本語である必要は全く無いどころか邪魔になる位なので、頭の固い日本の著作権利団体を最初から相手にする必要が無い。
先の「ミクシィ」作品はテレビドラマ「24」のトレイラーが素材となっているがそれも必然性はそれほど無いので、その気になれば運営者側が自前で素材動画を制作して、それをお題として提供する事も可能だ。
その場合だと、ユーザのアップロードにすら依存せずにサービスは成り立つ。
フランス語やポルトガル語や中国語やスワヒリ語の映像もあると良いかな。交渉窓口さえある国なら、日米より許諾は得やすそうだ。
レアな言語の方が秀逸な字幕作品を生みやすそうだし、「空耳」部門なんかも佳作が増えるだろう。
[追記]
考えてみると、「24」にしてもトレイラーなんだから、許諾とれる可能性はあるよね。いろんな映画やドラマのトレイラーを積極的に素材とすれば、逆にそこから広告料収入だって夢じゃない。いずれにしても、いろいろと前途は明るい。


3.クライアント側のキャッシュが再利用される頻度が高い

上記、1,2の要素が結果的にキャッシュの再利用率を飛躍的に高める。
実際、「字幕.in」で同じ動画の複数作品を見てみると、ロードされるのは最初の作品だけだった。
整理すると。
素材動画が少なくていいから、ぶっこ抜きとかしなくても無問題。
権利問題クリアも全然いけそう。
回線インフラも負荷も、キャッシュ利用率が高くてウマー。
すごいよ。ノープロブレムだよ。
非営利なんかでやってる場合じゃないよ。
うかうかしてると、他に横取りされちゃうよ。
文面は軽めのノリですが、内容は超マジです。
とりあえずsatoru.netの中の人にトラックバックしといたろ。

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CBSがYouTubeを白く塗り始めている

前エントリーで、YouTubeとCBSとの提携内容が後に重要な意味を持つ可能性について書いた。無許諾アップロードを著作権者が事後承諾する可能性を残す画期的なものだと。
しかし、言い換えるとそれはあくまで提携内容から「期待できる」という話であって、その後CBSが実際にどう振舞うのかが重要であった。実際のところどうなのか。
結論から言うと、ここまでのところCBSは予想を超えて革新的で大胆に振舞っている様に見える。これまでの提携企業とは明らかに違う様だ。予想以上にYouTubeユーザのコミュニティを尊重し、好意的に接している。アメリカ三大ネットワークの一角を担うメジャー企業が、ここまで柔軟な姿勢を打ち出せる事が驚きだし、アメリカはやっぱりスゲー国だと改めて思わずにいられない。
個人的に最も興味深い出来事が10月末に起こった。
The Silent Patriotというアカウント名のユーザが,YouTubeにあるコンテンツをUPした。
CBSで放映されたマイケルJフォックスの独占インタビューの映像 だった。
これが多くのアクセスを集め、Most Viewedにランクインする。
そして(おそらく)その数時間後、CBSが同じ内容のインタビュー映像 をYouTubeにUPする。
私がこの2つの映像に気付いた10月27日深夜の段階で、CBSの映像がMostViewedの3位くらいに、The Silent Patriot氏がその前にUPした映像が確か6位くらいにそれぞれランクインしていた。
だから、YouTubeのコンテンツ識別アーキテクチャに頼るまでも無く、CBSがThe Silent Patriot氏のアップロード映像を認識していなかった事は有り得ない。
つまりCBSはThe Silent Patriot氏のアップロード映像を「事後承諾」したのだ。リンク先の映像が今でも見れるのがその証左である。
この様な事例をこんなに早く確認できるとは思わなかった。CBSは著作権侵害行為の取締りよりもそこから生まれるインセンティブの方を重視している事が証明されたと言って良い。なんとも太っ腹ではないか。
提携からまだ一ヶ月足らずだが、今日現在で既にCBSは209もの番組映像を自らYouTubeに配信し、Viewカウント上位20に2~4のコンテンツを輩出している状況がこのところ連日続いている。そして、それらのコンテンツが一般ユーザの映像とフラットに扱われているのも興味深い。CBSもYouTubeの一ユーザとして存在し、名前をクリックすると他のユーザと同様にプロフィールが見れる
“Age: 78″なんてそのセンスが憎い。
これらの状況から察するに、CBSはYouTubeの在り方を肯定し、そのユーザコミュニティを破壊しないように最大限の配慮をしている。彼らは本腰を入れてCGMとの共存を模索しているのではないか。
CBSのこの振る舞いは、YouTubeの「訴訟リスク」にも大きな援護射撃になるだろう。何故なら、「YouTubeは著作権侵害コンテンツを自発的に削除すべき」という主張が説得力を失うからだ。
Napsterの時はレコードレーベル各社が一枚岩となって叩いたからこそ大打撃を受けたが、コンテンツホルダーがバラバラのスタンスである限りそこから受ける打撃も限定される。訴訟リスクそのものはこれからも抱え続けるだろうが、最早YouTubeが著作権問題で存続が危ぶまれる程追い込まれる事は無いと確信する。
それにしても、「YouTube対策強化週間」とかいって3万ファイル削除して喜んでいる日本の状況とのギャップはどうだ。まあ、ハナから期待できないのは判っているから、アメリカとのギャップが広がるのは悪い事ではない。CBSのような新しい発想の芽が花を咲かせて外圧となってフィードバックすれば、日本の状況も面白くなるかもしれない。

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YouTubeがネット社会にもたらした2つの「戦果」

YouTubeがGoogleに16億5000万ドルで買収された。
ちらほらと噂が流れていたとは言え、このニュースに驚かなかった人はいないだろう。
初代Napster台頭から始まった、「著作権ビジネスにおける既得権勢力と新興勢力とのせめぎ合い」という視点で見た場合、今回の落とし所は間違いなくハッピーエンドであり、YouTubeは大きな2つの「戦果」をネット社会にもたらしたと思う。
1つ目の「戦果」は、YouTubeが16億5000万ドルという具体的な「存在価値」を歴史に刻んだ事だ。
初代Napsterの消滅以降、著作権ビジネスというフィールドでは「革命」は起こせないという諦めムードが支配していた。Napsterの件が無かったならば、iTMSだってもっとラジカルな戦略をとっていたかもしれない。Napsterの失敗の記憶は、多くの新興ビジネスを萎縮させ、より「安全な道」を選択させてきた。
しかし、YouTubeは世間の注目を浴びて以降約1年もの間、著作権ビジネスにおける「問題児」としてグレーゾーンに存在し続けたまま、とりあえずのサクセスストーリーを描き切った。
YouTubeが今後どうなろうとも、今日までYouTubeが取ってきた戦略とその結果としての16億5000万ドルという価値は客観的事実として歴史に残る。
今後、後発の起業家達はYouTubeの「サクセスストーリー」を先例として思い描く事ができる。1年前までは、Napsterの暗い末路しか思い出すことができなかった。この違いは大きい。YouTubeが初代Napsterの呪縛を解いたのだ。
そして2つ目の「戦果」は、買収劇ではなく同時に発表された「CBS,ユニバーサル,SonyBMGとの提携」にある。
買収のインパクトがあまりに大きすぎてさほど注目されていないが、この提携は買収と同じ位インパクトがあると思っている。
後に振り返った時、この提携が著作権における発想の転換点だったとあらためて評価されるのではないか。
特に注目するのは、CBSとの提携内容である。MYCOMの記事から以下抜粋。

同社(CBS 引用者注)はまた、YouTubeが新たに導入したコンテンツ識別アーキテクチャを試す最初の企業になる。同技術は著作権で保護されたコンテンツを識別し、YouTubeにおける利用をレポートする。著作権が侵害されている場合は、著作権保有者であるCBSが削除できる。ただしCBSが問題なしと判断すれば、そのまま公開が継続する可能性もあり、そのコンテンツに関連して広告収入などが発生した場合はCBSにも分配されるそうだ。

この提携内容が持つ大きな意味にお気づきだろうか。
判りやすく言うと、無許諾アップロード行為が著作権者によって事後承諾されるパターンがあるという事だ。
これはとんでもなく大きな一歩じゃないか。これまで著作権者は例外なく100%事前許諾を大前提としてきた。その常識を覆すものだ。無許諾=違法とは限らなくなるという事だ。
ちょうど3ヶ月前、事前許諾に固執するコンテンツホルダーを 無断リンク禁止に例えて揶揄するエントリーを書いた。このエントリーは随分と誤解もされたが、真意ははそういう事だった。
そして、他のエントリーでも「違法」という言葉は決して使わず一貫して「無許諾アップロード」「無許諾コピー」という表現を意図的に使ってきた。無許諾である事が即違法とは限らないじゃないかという強い思いがあったからで、だからこそ事後承諾の可能性を残す今回の提携に敏感に反応した次第。実際の運用上、CBSが90%の無許諾コンテンツを削除しても構わない。10%でも無許諾アップロードが合法となる既成事実が出来れば、それだけで十分「常識」は変わる。
今回の買収劇がたとえ無かったとしても、YouTubeがメジャービジネスを志向する以上いずれはどのみちコンテンツホルダーのコントロールを受け入れなければならない。問題は、それが「どのようなコントロールであるか」だ。
その意味で、YouTubeは今回のCBSとの提携において、さりげなく大きな風穴を開けた。とりあえずGoodJobと言いたい。ここから著作権ビジネスの展開が劇的に変わる、かも。

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ページランクリポート2005/10/21

秋深き10月。またまたページランク改定の季節がやってまいりました。
正直浮かれてた。ページランク5になって浮かれてた。今は反省している。
というわけで、ランクリポート始まって以来の粛清でありますw。まずはご報告。

サイト名 ランク  
fladdict.net(Takaさん) (`・ω・´) ランク6の人がいなくなってしまったのでこちらを。純粋な個人Blogで6にUPはスゴイ!
Annex of BENLI(小倉弁護士) (´TωT`) 泣くなオグリン。まだ5じゃないか。
finalventの日記(finalventさん) (`・ω・´) ハテナユーザで貴重な5にUPしてたので今回取り上げてみますた
週刊オブイェクト(JSFさん) (´・∀・`) 5をキープ。さすがー。
IrregularExpression(goriさん) (´・∀・`) こちらも5キープ。妥当な感じに。
BI@K(bewaadさん) (´・∀・`) もー、bewaadさんったらー。
ひたすら無題 Ver2.0(サスケットさん) (´・∀・`) 隊長も5キーーーーープ!
音極道茶室 (´TωT`) 前回の2UPはフロックですた。
幻影随想(黒影さん) (´TωT`)人(´TωT`)  ナカーマ!
世界の中心で左右をヲチするノケモノ(plummetさん) (´・∀・`) 変わらず。でもライバル教団には負けっぱなしw
カレーとご飯の神隠し(カリーさん) (´・∀・`) 変わらず。次ですよ次
ニヤリ(和尚さん) (´・∀・`) 変わらず。よし今度ランク4でオフ会しよう!
夢幻の如(cioさん) (´・∀・`) cioネエも変わらんかった。待っとるでよ

前回リポートと同様、ランクに変化があったサイトは色づけしてます。今回、ランクダウンの灰色が初登場w。既出サイトでランクUPは1つもなく無理やりランクUPした御二方を今回追加したという状況w。
いや、正直すごく妥当になってきてるんじゃないでしょうか。いい感じで補正されてると思います。まだ、「はてな」系は若干低め(finalventさん以外の有名どころは皆4のままでした)ですが、誤差は修正されつつあるんではないでしょうか。
まあ、前回軒並みランクUPで、一気に2ランクUPという人も結構いたので、揺り返しは当然なんでしょうね。
前回は、若隠居氏がまだリストされてたんですな。3ヶ月前ってすごい昔に感じます。an_accusedさんもプライベートモードになってしまって残念です(それでも現在ランク4)。復活の日をお待ちしております。
小倉先生のランクダウンも正直妥当なところ。真鍋かをりも切込隊長も木村剛も5のままですから。
そんな中、fladdict.netさんのランク6は素直にスゴイと思いました。こちらのBlogは主にFlashやAjaxなどのテクニカルな話題が充実している良質Blogなんですが、記事のクオリティはランク6に相応しいと思います。以前日本一ページランクの高いサイトとして慶応大学のページを取り上げましたがやはりWEB技術系のページは有利なんでしょうかね。(注:慶応大学のランクが高いのはW3Cのホストだという理由なので)
さて、先日Google HACKSという本を買ったんですが、その中に興味深い記述がありました。
ページランク算出のアルゴリズムです。
pagerankeq.gif
Googleはページランクのアルゴリズムを公表していないのですが、上記式はSergey Brin と Larry Page による「The Anatomy of a Large-Scale Hypertextual Web Search Engine」(大規模ハイパーテキストWEBサーチエンジンの解剖学)という論文で発表されたアルゴリズムであり、ページランク概念の基礎と言えるもので、このアルゴリズムがベースにあるのは間違いない様です。
面白いのは、ページ内の「リンク数」が大きな要素となっている点でしょうか。リンク元のページが、ランクが高くかつそのページから出ているリンクの数が少ないほどリンク先の評価に繋がる様ですね。

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Tara Calishain Rael Dornfest 山名 早人

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次回の改変は従来の周期でいけば年明け1月です。
毎度のエクスキューズですが、改定前後はページランクが不安定になるのでこの数字で落ち着くとは限りません。
[関連エントリー]
日本で最もGoogleページランクの高いサイト
ページランクリポート 2005/7/15
ページランクリポート 2005/4/22
ページランクからBlogを読む

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MOVABLE TYPEでモブログ

表題のテスト投稿です.
http://moblog.uva.ne.jp のモブログサービスを利用すればMOVABLE TYPEでも簡単にモブログが出来ます。
まず上記サイトでアカウントを作ってあとは指定されたメールアドレスに記事をメールするだけ。あらかじめモブログ投稿用の投稿者とカテゴリをMTに作っておくと良いです。写真もアップしてみます。昨日買ったHACK本の山。いつ読むんでしょうかorz
つか、携帯で入力UZEEEE!
なんて言うとオヤジくさいですかそうですか。もう限界。送信!
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ページランクリポート 2005/7/15

ほぼ3ヶ月周期でGoogleページランクの大掛かりな改変があるわけですが、ウチも含めて巡回先界隈が本日軒並みランク改変されてました。というわけで例によって報告。

サイト名 ランク  
Annex of BENLI(小倉弁護士) (`・ω・´) 初登場で6。さすが有名人は違うw
an_accusedの日記(an_accusedさん) (´・ω・`)変わらず。でもハテナユーザで5は異例
週刊オブイェクト(JSFさん) (`・ω・´)落ち着くべき場所へ
IrregularExpression(goriさん) (`・ω・´)有名所が遂に大台!
BI@K(bewaadさん) (`・ω・´)や、こちらはさすがでございます。
ひたすら無題 Ver2.0(サスケットさん) (`・ω・´)(`・ω・´)隊長2UPーーーー!
音極道茶室 (`・ω・´)(`・ω・´)2UPいいのかーー?(申し訳無い)
幻影随想(黒影さん) (`・ω・´) 着実に大台へ!別館も4にUP!
若隠居の徒然日記(若隠居さん) (`・ω・´)不利なGooブログでもUP.首謀者効果w
世界の中心で左右をヲチするノケモノ(plummetさん) (´・ω・`)変わらず。今回の改変で明らかにハテナはランク低め。
カレーとご飯の神隠し(カリーさん) (`・ω・´)着実にUP。しかし5でも妥当と思うが
ニヤリ(和尚さん) (`・ω・´)(`・ω・´)2UP和尚キター
夢幻の如(cioさん) (`・ω・´)cioネエもUP!フィーーーン!

前回リポートと同様、ランクが上がったサイトは色づけしてます。特に濃いのは複数ランクUPです。
何度も言いますがページランクにアクセス数は殆ど影響を及ぼしません。どのくらいリンクされているか。リンク元のページランクはどのくらいか、ってのが最大要因であります。
いや、しかしこの界隈(どの界隈?)はランクUP度が物凄い。地道に続けていればランクは上がっていくのが道理ですが、それにしてもランク5がゴロゴロ。すごい事になってきました。
その中で、ハテナユーザのランクは今回の改変で低めの傾向がより顕著になりました。なんたって、finalventの日記や、ARTIFACTハテナ系愛蔵太の気ままな日記おれはおまえのパパじゃない、などの大御所系の皆様が軒並み4のままですから。
大御所と言えば、IrregularExpressionさんが遂にランクUP.なんでこんなに時間がかかったんでしょうか。不思議です。
ご隠居のGooブログは、前回も書いた通り末尾スラッシュの問題があって、ランクが分散してしまう為、「若隠居の徒然日記」は実質5あるでしょうね。スラッシュ有りも無しも両方4にUPしていました。さすがは工作員首謀者です(冗談です)。
どうも、日本語ブログはある程度認知されると殆どが3~5に集約されてしまって、差がつかなくなってしまいますね。「音極道茶室」が切込隊長やら真鍋かをりと同じランクってどうよ?さすがにマズイだろという気がします。-_-;;
海外の有名ブログ、例えばkottke.orgDAILY KOSなどは軒並みランク8ですからね。やっぱり英語圏は被リンクのスケールが違うのでしょう。
そんな中、オグリンはさすがですね。ANNEXが、本家BENLIの方を早くも抜いてランク6。しかし、更新もコメントも殺伐としてきて肝心の内容が最近はグダグダなのが気になりますが。。。
ただ一応、毎度のエクスキューズですが、改定前後はページランクが不安定になるのでこの数字で落ち着くとは限りません。
[関連エントリー]
ページランクリポート 2005/4/22
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「探す者」と「見つかるモノ」のギャップ

昨夜、このサーバにCPAN経由でJcode.pmをインストールした途端、コメントの書込みもエントリーの書込みも出来ない状態が続いてました。申し訳ありませんでした。今は復旧しております。
備忘録として対処方法を記しておきますが、MovableTypeのextlibの中にもJcode.pmが居りまして、CPAN経由でインストールしたものとフリクションを起していたようです。サーバにモジュールがインストールされてもMTはextlib配下の方を優先する仕様になっていた様で、extlib配下のJcode.pmを削除したらあっさり解決しました。お騒がせしました。
さて、そんなトラブルまで起して私は昨夜何をやっていたかというと、アクセスログ解析ツール(analog)の環境設定を行っていたんですな。
analogというのはアクセス解析ツールの定番といっても良い高性能なフリーソフトなんですが、検索語句がURLエンコードされたままで表示されるので、それをちゃんと読める形に表示するのに四苦八苦していたわけです。
で、無事検索語句が表示されるようになったわけですが、これがオモロイ!実際サイト主から見てあまりに想定外な検索語句の数々に衝撃を受けた次第ですw。その幾つかをご紹介しましょう。
音極道&茶室には検索エンジンからのアクセスが一日50名~70名ほどいらっしゃるのですが、何でもありの雑食系故か、とにかく検索語句がバラエティに富んでます。
ちなみに今週に入ってからの検索語ベスト3は
1位:ギネアアブラヤーシ
2位:同和問題
3位:茶室
でした。さすがにベスト3は想定範囲内です。しかし少数派の中には全く想定範囲を超えた検索語が散見されました。まずは軽いジャブから。
”google ランク 低い なぜ”
まあこれは想定範囲外ってことでもないのですが、なんとゆーか、検索者の想いが伝わってくるというか、ちょっと私の心の琴線に触れましたw。ちなみにこの組み合わせで拙エントリーが検索順位6位でヒットしてました。正直順位の高さに驚き。
”部落の彼氏”
これは実際悩んでる方の検索なんでしょうか。それにしても同和問題については2回ほど取り上げましたがこんな検索にひっかかる心当たりは全くありません。で、実際検索してみると…確かにココがヒットしてました。しかも順位1位で(;´Д`)。(といってもヒット件数が2件しかないんですけどもww。)
記憶にないと思ってましたがなるほどコメント欄で私が
「もし自分に娘が出来て、被差別部落の彼氏と結婚したいと言ってきたら… 無理です、」
なんて発言をしていました。検索してココ見たコは、こんな発言読んでヘコんだんかな。そー考えると申し訳ないな(´・ω・`)。自分のコメントがこんな切り取られ方をするとちょっとコワイ。書いてる時はコメンターへのレスという意識しか無いですからな。
”恥ずかしい限り”
この検索者は何を望んでいたのか…。つーか、こんなワードでウチがヒットするのか!?
検索してみたら、13位だったorz。そーいやFirefoxで曲が聴けなかった不具合を謝罪した事があった。なんとゆーか、こういう検索の仕方は意外と達人なのかな。意外なテキストに出会えるという意味では面白いかもしれない。
”当たり屋 対策”
さすがにこれは違うだろ!?ウチのBlogでは絶対にこんな事言ってないよ。でも検索したらヒット。39位だけど。よく読んだら、エントリー本文の「対策」って言葉と、コメント欄のずーっと後ろの方に「当り屋」って発言が確かに。いや、でもこれはなんつーか、精度がいいのか悪いのか。検索者からしたらノイズだな。
で、最後、個人的に一番驚いた検索ワードがコレ。
”マンモスって何”
  _, ._
 ( ゚ Д゚) ポカーン
ありえないっすから!これは絶対無いですから!
だいたい何このタメ口ライクな話し言葉。つーか、マンモスって…あなたふざけてますよね。子供かな?学校の宿題かな?ウチは場違いよ?ヒットなんかし….な…..した。
1位キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!wwwうぇwwww
ビックリしたなー。「盲人が象を語る」のコメント欄でそういえばグリンファンさんのたとえ話がこんなんだったな。我ながら驚きました。
それにしても検索語にはドラマがあるね。ホント、これほど情報発信者の想定外の検索があるとログ解析が楽しすぎます。

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確かにみんなFirefoxを褒め過ぎだ

巷でやたら評判のブラウザMozilla Firefoxですが、かなり急速にシェアを伸ばしているようですね。
以下は、ITMedia 11/2付け記事からの抜粋:

MozillaとFirefoxは、10月も引き続きウェブブラウザ市場でシェアを伸ばしたが、このあおりを受けて同市場を支配するInternet Explorer(IE)のシェアが低下したことが、あるオンライン調査で明らかになった。
 MozillaとFirefoxを利用する米国人ネットユーザーの割合は、10月に6%まで増加した。両者の割合は半々だった。なお過去における割合は、9月が5.2%、6月が3.5%だった。
 一方、MicrosoftのIEは引き続き圧倒的な首位の立場を守っているものの、10月にはシェアを0.8%落とし、92.9%となった。6月の時点では95.5%だった同ブラウザのシェアは、9月には93.7%に減少していた。また、OperaとApple ComputerのSafariは、合わせて1%を若干上回った。

6%って現段階ではちょっと微妙な数字だけど、WEB制作者という立場から見れば明らかに無視できない数字な訳で、さすがに自分もダウンロードしないとダメかなと思って、昨日インストールしてみた。
で、使用感なんか悠長に語ってる場合ではない事態にいきなり見舞われてしまった。
このBlogのレイアウトが崩れてる!!ここの2カラムレイアウトは、どんなブラウザでも大丈夫なように敢えてテーブルレイアウトを使ってるのになんで左右のカラムが縦にならんじゃうわけ!??orz
結局、左カラム右カラムにそれぞれ定義していたfloat属性をコメント化したら直った。float属性はここでは冗長なのは理解していたが、通常関係ない属性は無視されるべきで、ましてや絶対配置でもないのにテーブルレイアウトを飛び越えて表示されてしまってはバグと言われても仕方あるまい。
と、こんなわけでなんだかFirefox最高~!なんて言える気分じゃない。もちろんそれなりに良いブラウザである事は間違いないのだろうけど、自分としては、みんなFirefoxを褒め過ぎだという意見に激しく同意せざるを得ないっすね。決してFirefoxが悪いと言ってるわけじゃなくね。まだバージョン1.0なんだからコードがこなれてないのは当たり前なわけで、今の段階から絶賛しまくってる一部の人達には違和感を感じる。
確かにIEに比べればセキュリティ的に堅牢かもしれないが、だからといってウイルスやワームの脅威から逃れられるわけでは決してなく、Windows使ってる限り基本的な危険度は全く変わらないっって事は肝に銘じておかないと。
いずれにしても、WEBクリエイターにとっては、またチェックしなきゃならんブラウザが増えて、それはすなわち開発作業量が増える事を意味するわけで、それだけ見ても手放しでは喜べない。
Firefoxがシェア100%になってくれるのなら話は別だが、結局ネットサーフを目的とするプログラムコードが多種多様化すればするほど、混迷の度は増す一方なんじゃないか?IE=悪、オープンソース=善なんて割り切れるような単純な世界じゃないって事っすよね。

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東京ネットムービーフェス

東京ネットムービーフェス、なかなか楽しめます。このテのネット配信ムービー系イベントって、その目新しさだけで主催側が満足しちゃってるってゆーか、錯覚しちゃってて作品クオリティ的に微妙なものが多いんですが、やっとコンテンツの中身も本当に楽しめるものになってきた気がします。「できちゃった結婚」なんて最高に笑えました。映画にしろ音楽にしろ、こーゆー仕事してる人って基本的に世間常識が疎かったり、子供みたいな人間が多いんで、「自分に子供が出来る」つー、全く予想してない事態に対応できないっつーか、予想しろよっつーかw
といいつつわが身を省みてちょっと焦ってみたりww とにかく面白かった。刑事シリーズの「リハビリ刑事」とかもなかなかGood。
なんか、自分でこのBlog読み返してて思うのだが、自分の文章力が強烈に衰えてますな。短時間で焦って書くからか、なーんかまとまってない。しばらくはまさにリハビリか。