やより2005が語る事



殿下氏が2月6日のエントリ「VAWW-NETを巡る謎。」で言及した鋭い指摘には、本当にハッとさせられました。おっしゃる通り、人々は「女性国際戦犯法廷」なるイベントの異常性にばかり目を奪われがちですが、よく考えてみればこれだけのイベントを成功させるには相当の資金+マンパワー+人的コネクションが必要。
VAWW-NETの実態を炙り出すには、彼ら自身が発信する情報や、彼ら自身が残した活動の足跡を、ひたすら地道に検証していくというアプローチもなかなか有効なんではないかと思うようになってきた次第です。
というわけで、マスメディア報道を詳細に検証する、実行部隊として電凸や集会参加を決行する、など様々なアプローチがあると思いますが、自分は今後「バウネット(及びその周辺)が発信する情報の検証」というアプローチに絞って活動していこうと思います。どこまで成果が上がるか判りませんが、このような表明を各自がする事によって、より効率的な連携ができれば良いな、と思います。
さて、2002年に他界したはずの松井やよりがBlogを開設(現在はGeocitiesに移転して運用中)したのが話題になってますが、そこまでして「発信したい情報」って何なんでしょうか。とても興味があります。なかなかマメに更新してますしw。何か情念の様なものを感じますよね。普通の感覚じゃないっす。
その「やより2005」の2月8日のエントリに『VAWW-NETとは』というのがあります。以下抜粋。

VAWW-NETというのは、97年の秋に、東京で「戦争と女性への暴力」国際会議というのを開いた結果できたのです。この会議には、20カ国から40人の女性をお招きしました。

アジアの「慰安婦」問題をやっている人たちだけではなくて、現代の武力紛争、例えば東チモール、アフガニスタン、ビルマ、ベトナムなど、またルワンダ、ユーゴ、そういう所での武力紛争の問題に取り組んでいる人たちを呼んだわけですけれども、そこに参加した女性たちでVAWW-NET、「戦争と女性への暴力ネットワーク」をつくったわけです。
そしてそのネットワークを通じて世界各地の情報交換をしていたんですけど、全部英語なので日本ではなかなかその情報を読めないので、日本でもそういう紛争についてもっとみんなに知ってもらおうとVAWW-NET Japanをつくることにしたわけです。それで、日本ネットワークということで、98年に結成したのです。

要約すると、97年に国際機関として『VAWW-NET』が出来て、98年にその日本支部(?)としてVAWW-NET Japanが出来たと解釈できますよね。全部英語で読めないからという理由がちょっと意味不明wですが、とりあえず(Japanの付かない)VAWW-NETという親組織があると言うのは初耳の様な気がします。てゆーかホントなんでしょうか?ちなみにVAWW-NET Japan公式サイトを見ても「国際的なVAWW-NETが」先に出来たという旨の記述があります。
VAWW-NET Japanが支部的位置づけと仮定するならば、他にも同様の支部があっても良さそうですよね。というわけでGoogleで調べて見ました。
「VAWW-NET KOREA」 -> 見つからず
「VAWW-NET CHINA」 -> 見つからず
「VAWW-NET USA」 -> 見つからず
「VAWW-NET FRANCE」 -> 見つからず
かろうじて「VAWW-NET International」という記述はいくつかヒットしましたが、WEBサイトもドメインも無い、海外でさえ”VAWW-NET Japan”のヒット数が圧倒的に多い事などから、これも実体のある団体ではないと見てよさそうです。
つまり親組織「VAWW-NET」というのはカバーストーリーって事ですな。North Koreaとかそーゆー言葉が一緒に引っかかってくれるとさらに盛り上がったんでしょうが、まあそこまでさすがに甘くはなかったようです。
ところで、上記のような検索作業の過程でちょっと興味深いものを見つけました。
2000年10月、「女性国際戦犯法廷」の1ヶ月半前なんですが、Korea Studyというメーリングリストに、VAWW-NET Japanからの告知がフォワードされているアーカイブです。文面が長すぎる故2つのメールに分割されてます。
こちらが原文へのリンク。-> メールその1  メールその2
熟読はしていないのですが、メール2の後半部で

> Donations
> Those unable to attend but who would like to support the Tribunal can
> make a donation to VAWW-NET Japan.
>
> If you have questions, please feel free to ask VAWW-NET Japan.

という記述があるので、参加者+寄付の呼びかけであるのは間違いなさそうです。
ちなみに、このメールの発信者はMark Caprioという立教大学教授。「マーク カプリオ」でググるとこんな感じの方です。
今回の件では始めて聞く名前のような気がします。とりあえずこの名前は一応銘記しておきますか。
それから、Wikiぺディア「女性国際戦犯民衆法廷」に削除依頼が出てますね。確かおぼろげな記憶では、結構ネガティブな記述が多かった気がするんですが、これって敵も必死って事なんでしょうか?

「やより2005が語る事」への2件のフィードバック

  1. [「女性国際戦犯法廷」とは何かー松井やより]が移動してコメントとトラックバックを受け付けるようになったようです。

    先日紹介した[「女性国際戦犯法廷」とは何かー松井やより]というサイトですがgoo

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