名プロデューサー小泉純一郎



参院で、郵政民営化法案が否決された。
それを受けて小泉総理は、即座に衆院解散総選挙の意向を示した。
今日午後3時の段階では、公明神崎代表と小泉総理の間で一応8月30日公示、9月11日投票という事で合意に到った様だ。
選挙に向かうとしたら、このテンポの速さが重要だ。一切逡巡しない事。それが国民には意志の強さとして目に映る。
反して、「勝った筈」の民営化反対派は歯切れが悪い。亀井静香の「解散などしないと思った」というセリフに象徴されるように、見事なまでに間抜けっぷりを晒している。勝負どころがわかっていない。
いやー、はっきりいって面白すぎる。選挙上等。これほど「投票したくなる」選挙は無い。
改革派vs守旧派。本来単純に色分けなどできなかったものが、郵政民営化反対か賛成かというリトマス紙によって、これ以上無いくらい単純化され明確になった。結果として反対派=守旧派が公認から外される。国民から見て実に判りやすい。
驚いた事に、反対派は自民党公認に対する未練を隠そうともしない。既に勝負が始まっている事を自覚していない。事の成り行きの早さについていけてないのだ。
テレビでは「小泉の政治手法に対する批判」に持っていこうとしてるが、選挙で国民に選択の機会を与えてくれる事で、「国民不在の政局闘争」という批判が的外れになる。
単純にどこが強いのか。
守旧派自民 vs 改革派 どっちが選挙上手?
改革派自民 vs 民主 どっちが改革派?
守旧派自民 vs 民主 全特と全逓 どっちが票田?
これは、PRIDE GRANDPRIX 2005 である。見たい戦いを実現してくれるファン重視のイベントである。ミルコ対ヒョードルである。
選挙の演出としては過去に類を見ないワクワク感だ。
個人的には、今回は200%自民支持だ。レイムダック化へまっしぐらと思われた小泉政権がここにきてまたでかいエンターテインメントを提供してくれた。
守旧派が新党を結成するのか。党首はだれなのか。自民党の新たな公認候補の目玉は誰になるのか。影の薄い民主党はどこまで存在感を取り戻せるか。選挙まで目が離せない事だらけだ。

「名プロデューサー小泉純一郎」への7件のフィードバック

  1. 「小泉政権の強化」or「細川内閣の二の舞」
    選挙結果によってモアベターと最悪の両極端な結末になりそうな気がします。
    ネガティブシンキングが骨身に染み付いた私は後者しか想像できず、かなり暗澹たる気持ち。
    キーはどれだけ「自民党がぶっ壊された」という認識が広まるか、ですかね?

  2. Scott さん>
    それなりに民主党にも風は吹くでしょうね。凡ミスしなければ。
    ただ、宮沢不信任の時と比較してポジティブ要因は、
    1.小泉純一郎の高支持率。
    2.公明党から渋々ながらも選挙合意を取り付けた事
    3.亀井以下反対派には、野に下って民主と手を結ぶ覚悟が全然出来ていない事
    ですね。民主にとっては、亀井と手を結ぶのは大きく有権者のイメージを損ねるので慎重にならざるを得ないですし。
    あと、公明の動きが重要です。公明が自民と距離を置き、民主との連携を匂わすハラであれば、神崎-小泉会談は不調に終わってるハズで、そう考えると12年前とはかなり違った闘いになるはず。小沢一郎にも12年前の求心力は無いですし、比例区の得票は自民がむしろ伸ばす可能性が高いかと。

  3. 郵政反対派の方々の、後の発言の見苦しさ…というかグダグダっぷりはちょっと見ていて楽しかった(不謹慎)です。
    私個人としては非常にこの選挙は楽しみではあるんですが、一般のみなさんのリアクション見てると、見事にマスコミの持って行きたい印象操作にはまってる感じがします。曰く
    「自民の議員も新党結成するくらい、自民はもうだめぽ」
    「小泉さんは結局何もかも中途半端にしか出来なかった」
    郵政民営化には賛成してた、うちの勤め先のみなさんそうおっしゃる始末で(笑
    「じゃあ次は民主にでも入れますか?」
    と振ってみたら
    「いや、それは無い」
    と一蹴だったのが更に笑えますが。
    嫌われてるなー岡田さん…(笑
    まあ、私ごときが騒いで必死になった所で世界は変わりませんから、出来る範囲で出来る事をするために、選挙までの報道を楽しみたいと思います。

  4. 「郵政民営化選挙」だそうですね~。
    自民党は・・郵政民営化すると、どう構造改革になるか、
    とかがもっとたくさんの人に分かってもらえる
    ように活動しなきゃ☆なのかな!
    亀井静香氏って上のほうにいる政治家さんなんだろうけど、
    マスコミで知る限りでは、、なんか頼りない感じですね

  5. cioさん>
    >郵政反対派の方々の、後の発言の見苦しさ…というかグダグダっぷりはちょっと見ていて楽しかった(不謹慎)です。
    いやホントに。小林氏に小池環境相をぶつけるなんて、ケンカじゃ小泉総理の方が数段上手ですたな。小林氏の涙目が目に浮かぶ。あ、不謹慎でしたか。反省反省。
    岡田は相変わらずダメダメですな。「政権取れなかったら代表辞任」も、小泉より先に言わなきゃ意味ないでしょうに。つか、代表辞任宣言は自分の中では良いニュースなんですがw
    Amiさん>
    まあ、今回の選挙で郵政民営化に対する理解も高まるのではないでしょうか。
    亀井静香は頼りないっすかw。数日前までは意気揚々と「小泉さんは我々を見くびっていた」と吼えてましたが、相手を甘く見ていたのは亀井氏の方だったようで。

  6.  SWの音楽が頭から離れない、しが研さんが来ましたよー。(´・ω・`)。
     寄生獣ネタではないのでこっちにだけ書きます。対抗馬を出すか出さないかとか、選挙協力するのかしないのかは、これからですから、もう少し時間がたたないと何ともいえないのですが、
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050809-00000037-jij-pol
    の記事があったもんで。だから、もう1度がつんと言って貰いたいなと。そしたら、小泉支持率がもーっと上がるだろうと・・・。
     ブログが人気で出してからの初総選挙ということで、ブロガーの皆さんもいろいろコメントされていて勉強にはなるのですが。
     swan_slabさんのエントリーのようにわかりやすくなればいいのですが、そうは行かないと思うのは何でだろう(Bewaadさんの本日のエントリーを読んでも、もやもや感が残る)。
     小選挙区の発祥地のイギリスでも、候補者ではなく、政党(党首)を選ぶ選挙であるとされている記憶があるのですが。何が違うんだろう・・・。ここは、しがない政治研究家に登場願わねば(えっ?ボク?(-.-;)y-~~~ )。
     ということで、次のブログを紹介して、退散(*´Д`*) … ノシ
    http://d.hatena.ne.jp/paco_q/20050809/1123535269

  7. しが研さん>
    >だから、もう1度がつんと言って貰いたいなと。そしたら、小泉支持率がもーっと上がるだろうと・・・。
    小泉首相は「今、選挙後の話をするのは意味が無い」とインタビューでかわしてましたね。まあ小泉さんからしたら、とにかく郵政民営化に全てを掛けているわけですから、賛成に翻ってくれた人を邪険にしないというのも、それはそれで一貫した姿勢だと思いますがねー。
    もやもや感をスッキリさせる為の選挙かと。小林vs小池、亀井vs竹中なんて、ホントにPRIDEの世界です。興行師ですわな、小泉さん。マジで引退後はK-1のプロデューサーでも出来るのではないかとw。
    解散自体に反対の人も、政権交代に期待する人も、小泉マンセーな人も、皆投票に行けばいいだけの話ですから、選挙が終わった後はスッキリしないとダメですよね。恨みっこ無しという事で。

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