ソーシャルブックマークでは見つけられない価値-「ササイのことで」



「高木敏光」という素晴らしいWEBクリエイターがいる。(高木浩光氏じゃないよ)
高木氏の名を轟かせたのは、最近ではやはり「CRIMSON ROOM」だろう。
”閉じ込められた部屋から脱出する”という判りやすいシンプルな設定と、Flashで緻密に作り込まれた独特の世界観が大きな反響を呼び、WEBゲームの新機軸を打ち出した。
「CRIMSON ROOM」は発表後1年半で5000万アクセスを超えるビッグヒットとなりその系譜を受け継ぐ「脱出モノ」シリーズは、昨年12月に発表された「WHITE CHAMBER」を含め、4作品が発表されている。
FASCO-CSのサイトから、現在4作品全てアクセスできる。興味のある方は是非トライしてみて欲しい。ハマりすぎて寝不足にならない様に。マジ危険なのでw。
そんな高木氏が、ご自身のブログで壮大な物語を黙々と紡いでいる。
「ササイのことで」
これがまたハマる。今日現在、「ササイのことで」関連エントリーは56。しかも1つ1つのテキスト量が多いので、これを通しで読むのはかなりのエネルギーを要する。読むのでさえ大変なのだから、これを書き続けるエネルギーは想像を絶する。そこには、何か特別な「想い」がある。
幸い、最初から49エントリー目までがPDFファイルに纏められ、通読出来る様になった。
PDF【ササイのことで】
正直、「これはブログなのか?」と思う。「ササイのことで」は、どのPermalinkを拾ってみても壮大な物語の断片でしかない。思えば、ブログの普及(がもたらしたPermalinkの世界観)や、それを前提としたソーシャルブックマークが生み出してきたものは「読み切り」の世界。ネットに存在するあまりに膨大な情報量故に、ネットユーザー達はいつの間にか、あちこちの情報を刹那的に拾い読む習性が身についてしまった。
はてなブックマークやdel.icio.usを探索しても見つけられない「価値」がある。それはある意味、新聞や雑誌の連載小説のようでいて、しかし一方でそれらはブログの1エントリーとして関連性の無いエントリーと混在し、物語の断片1つ1つに読者からのコメントがつく。そこには、他のブログでは味わえない奇妙な時間軸が流れている事に気づく。
余談だが、高木氏とある仕事で関わりを持つ事となった。尊敬する高木氏と関わりを持てる事を「運命」に感謝したい。3月頃には新たな展開があるかもしれない。私が実名を晒す事になるかもしれない。
先の事はまだ不透明で何とも言えないが、1つだけ確実なのは、2~3月は、また超絶多忙な日々になる事。
そんなわけで、また更新が途切れがちになるかもしれませんが、ご了承ください。


P.S. 日々コメントを寄せてくださる皆様、レスできなくて大変申し訳ありません。なかなか時間が取れなくて、エントリー書きを優先してしまっていますが、出来ればいつかまとめてレスしたいとは思ってます。