『WEBミュージシャン』宣言

ここしばらく開店休業状態だった当ブログですが、更新を再開します。本家サイトの『音極道』の方も近々リニューアルオープンします。

で、いろいろ思うところがあり、唐突ですが本日より本格的に「生業として」音楽活動をスタートしようと思います。活動名義はサイト名である『音極道』をそのまま使用することとしました。
なお、今後自らの音楽活動に関するエントリーは新ブログ「音極道 Music Hacks」の方にリリースしていきますのでこちらも併せてよろしくお願いします。

以下、活動指針をニコニコ宣言に倣って宣言してみます。


第一宣言 一切の音楽出版社、音楽レーベル等に所属しません

音楽制作コストが劇的に低下し、WEBを利用したプロモーションもある程度機能する様になってきた昨今、もはや「音楽出版社」「音楽レーベル」の存在意義は失われつつあります。
「ポスト・レーベル」時代のモデルケースとなる様、制作・プロモーション・販売に至るまでを各種WEBサービス等を利用しながら独力で行います。


第二宣言 ミュージシャンの新しいビジネスモデルを模索し、先駆となることを目指します

2007年10月、リスナーが自由に価格設定してmp3ファイルをダウンロードできるという画期的試みでレディオヘッドが新作をリリースしたのは記憶に新しいところです。その後もナインインチネイルズやシャーラタンズなどの有名アーティスト達がさらに踏み込んだ形でこの「革命路線」を継承しています。
またインディーズアーティストにおいても、梅田望夫氏の『ウェブ時代をゆく』でも取り上げられたJonathan Coultonのような、WEBをフル活用した新しいタイプのミュージシャンが生まれ始めています。
このような、新しい音楽ビジネスモデルの「日本におけるモデルケース」となれる様、独自の試みも織り交ぜながら、試行錯誤していきます。


第三宣言 ミュージシャンの新しい著作権行使のあり方について模索し、先駆となることを目指します

著作権に関しては、ここ最近特に活発な議論がなされており、私自身そういった議論にはおおいに興味があります。
しかしながら議論には「限界」があります。結局、著作権のあり方を決定するのは議論ではなく著作権「行使」の場面であり、著作権利者の考え方一つで法律に関わらず社会の現実は変わってしまうからです。
例えば(あくまで例えばです)、「ダウンロード違法化」が著作権法において現実のものになってしまったとしても、すべての著作権者がすべての作品のネット配信を認めた瞬間、事実上「違法ダウンロード」というものはこの世に存在しなくなるわけです。
私自身が著作「権利者」となってその権利を様々な形で行使することにより、「新しい著作権のあり方」についてのモデルケースとして、様々な実証データを提供していきたいと思います。


第四宣言 ”Music Hacker”を目指します

旧『音極道』本家サイトには『模倣道(パクリ道)』というコンテンツがありました。
毎回ある楽曲を題材として、その内部構造を徹底的に明らかにした上でそれを模倣した曲を発表していく、という試みでした。
ある日、「Music Hack」という言葉が唐突に頭に浮かんだとき、「ああ、”模倣道”で自分がやりたかったことって音楽を”Hack”することだったんだな」と悟りました。
ハッカーと呼ばれる人々にとっては、「先人のコードを読むこと」「自らがコードを書くこと」が表裏一体でありフラットだという感覚があるのではないかと思うのです。
私が音楽でやりたいこともまさにそれで、「先人の楽曲を読み解く」フェーズがすでに単なるアナリーゼではなく「創造」だという感覚。
例えば、菊池成孔などはまさに尊敬すべき「Music Hacker」であり、彼(と大谷能生)の著作である『東京大学のアルバートアイラー』『憂鬱と官能を教える学校』
といった作品群そのものが「Hack」であり「コンテンツ」であり「創造」であると思うわけです。
『音極道』は今後、極めて異端で独自性の強い音楽活動を展開していくと思われますが、それらはすべて「Music Hack」という基本コンセプトの元に展開していきます。

2008年 9月16日

J2 a.k.a. 音極道


『WEBミュージシャン』としての記念すべき最初のリリースは「バッハ イタリア協奏曲 BWV 971」のピアノソロです。
最終目標は、「全楽章の演奏を自ら録音・マスタリングしてiTunes および着うたサイトから有料配信する」ことですが、プロモーションの一環として練習風景をニコニコ動画にUPしてます。今回の演奏に関して、「グレングールドと同じテンポで弾く」ことを自ら課した裏テーマとしています。
なぜいきなりバッハなのか?グールドと同じテンポで弾くことに意味があるのか?などの詳しい経緯についてはこちらのエントリーにて解説していますので興味のある方はぜひそちらを読んで頂ければと思います。

あらためて「音楽家」として、末永く活動していきたいと思っていますので今後とも音極道をよろしくお願いします。

Amazon.co.jp ウィジェット

JASRAC改革の理想形

4月23日、 公正取引委員会が独占禁止法の疑いで日本音楽著作権協会(JASRAC)に立ち入り検査したというニュースはちょっとしたサプライズだった。
そして、案の定というか、多くのブログやニュースサイトがこの件に言及している。
しかし、いつもJASRAC関連の話題になると、どうも話が散漫になってしまう印象があって煮えきれない。著作権や音楽ビジネスに対する理解レベルがバラバラなまま発言者ばかりが増えてきて、結局議論が噛み合わないで収束するというパターンが多すぎる。
そこで、このエントリーではちょっと視点を変えて、JASRACの現状を踏まえた上で、じゃあどのように改革するのがベストだろうか、という方向から、「JASRAC改革の理想形」について考察してみたいと思う。
JASRACがまるですべての著作権問題の元凶であるかのごとく忌み嫌われる様にになって久しいが、JASRAC批判のポイントは大きく分けて2つある。1つは、組織としての「不透明性」であり、もう1つは「権利行使のあり方」だ。
まずはそれぞれについて、具体的な批判項目を列挙してみよう。
前者(不透明性)における批判は、

  • 年間一千億超の著作権使用料を徴収しておきながら(特に配分における)開示情報が少なすぎる
  • 他の公益法人に比べ組織役員の報酬が突出して高額
  • 天下りの温床である
  • まともなガバナンスが働いているとは思えない非民主的な役員選出方法

などなど。
そして、後者(権利行使のあり方)については、

  • (主に生演奏などを提供する)零細飲食店に対する強行な取立て手法
  • 利用料率・徴収金額の妥当性
  • (原著作権者からも利用料を徴収してしまう、などの)柔軟性に欠ける運用

といったところだろうか。
逆の言い方をすると、組織としての「透明性の向上」および「権利行使手法の見直し」が、「理想形」に近づく道だと言い換える事ができる。
このうち、「透明性の向上」については、程度の差こそあれ、大筋ではコンセンサスを得られやすいだろう。
問題は、「権利行使手法の見直し」の方だ。これはそう簡単に結論の出る問題ではない。
実際問題として、今のJASRACのやり方に満足している著作権(信託)者もいるだろう。現行の利用料率では高すぎると思っている人もいる。反対にもっと高くして欲しいと考えている人もいるはずだ。YouTubeに怒り心頭の著作権者もいれば、好意的に見ている人もいる。利用者サイドも然り。零細飲食店でも、もう少し請求額が下がれば喜んで払うという店主もたくさんいるはずだ。要するに考え方が多様化している。
であれば、その多様性を吸収できるシステムこそが「理想に近い」のではないか。結論を出す必要はない。このポイントにこそ市場原理を働かせる意義がある。
もう1つ忘れてならないのは、現行のJASRACが決して「デメリットの塊」ではないという事だ。有効に機能している部分もある。特に今回立ち入り検査の要因となった「包括的利用許諾契約」は有効に機能している部分の1つだと考えている。
もちろん現行の「包括契約」に改善すべき点はある。だからこそ公取委は問題視しているわけで、それは理解できる。
しかし、利用許諾手続きの煩雑化は、著作物利用のモチベーション低下を招き、ひいてはマーケット全体を縮小させる。
実際、海外でも多くの国が放送利用における包括契約を採用している様だ。細かい修正は必要でも、「許諾手続きの簡略化」という考え方自体は間違っていない。
以上の点をすべて踏まえた上で、以下はJASRAC改革の私案。
結論から言ってしまうと、 池田信夫氏が提唱している案に極めて近い。JASRACの分割(民営化?)だ。郵政民営化をヒントにしている点も同じ。
ただ、池田氏のエントリーだけでは中身についての詳細が判りかねるので、とりあえず自案について詳しく解説してみる。
 
newjasrac.gif
 
まず、公益法人としての現行JASRACは、そのインフラだけをそっくり残して「窓口業務」に専念する。逆に言うと、信託業務をすべて別会社に移行する。つまり、JASRACに直接著作物を信託する著作者はいなくなる。
まさに郵便局のインフラを窓口会社として残した郵政民営化と同じ図式。そして信託業務をさらに三社(A,B,C)に分割する。このうち、信託会社Cは、海外の著作物を専門に扱い、信託会社A,Bは異なる運用ポリシーを掲げて(例えば信託会社Aは大手出版社向け、信託会社Bはインディーズをメインターゲットとして安価な価格設定で流通促進に重きを置く、など)徴収する利用料率などの策定は全て各信託会社で独自に策定する。現行のJASRAC信託者は、信託会社A、Bいずれか(もしくはJRCやイーライセンスなどの既存民間会社のいずれか)とあらためて信託契約を結ぶ。信託会社A,B,Cは窓口業務を新生JASRACへ委託する。新生JASRACは各信託会社の依頼に応じて窓口業務を行う。
ここで重要なポイントが2つあって、1つは、既存の民間管理会社であるJRCやイーライセンスなども、新生JASRACに窓口業務を委託できるようにする事。もう1つは、新生JASRACは各種放送メディアとの間でこれまでとほぼ同等の包括的利用許諾契約を可能とする事だ。
こうする事によって、従来のJASRAC(信託業務)と民間管理会社が真にフラットな競合関係になり、また複数の信託会社を束ねた形での包括契約は必然的に放送メディア側により詳細な楽曲利用履歴の提出を義務付ける事につながる。結果的に著作権者への使用料配分の透明性は向上し、著作権者から見れば多種多様な運用ポリシーの管理会社からより自分の意向に合った会社を選択する事ができる。
まだ、著作権等管理事業法が改正される前(つまり、文字通りJASRACが独占事業だった頃)に行われた 坂本龍一のインタビュー記事がある。その中でのこの発言が、示唆に富んでいる。以下引用。

まずチョイスがあるべきです。レストランは二軒以上欲しい。メニューもいろいろ選びたい。ネット上だけの管理会社もあっていいでしょう。そこに競争が生まれます。実社会と同じです。仲介業務だけ聖域である理由はない。

このインタビューの後、著作権等管理事業法が改正され、民間の管理会社が複数参入し、表面上は「レストラン」が増えた。しかし現実には いまだにJASRACの徴収額シェアは全体の95%を超えると言われる。現実にはそこに二軒目のレストランはまだ無い。そういう現状が公取委立ち入りの背景にある。
一方で、JASRAC批判記事として有名な 週刊ダイヤモンド2005年9.17号の記事 にはこんな記述がある。

「全国の店舗の利用状況を調査して使用料を徴収したり、放送で使われる楽曲を管理するには膨大な手間がかかることから、「民間会社で管理することは不可能」(佐賀芳春・ダイキサウンド取締役)だ。結局、著作権者にしてみれば、全国に徴収網を張り巡らせるジャスラックに丸ごと管理を任せたほうが手っ取り早いため、事実上の独占状態は容易には崩れない」。

 

上記2つの引用記事が私案のヒントとなった。

この様な改革が、どの程度実現可能性があるのかは、あまり深く考えてはいない。多分、ツッコミどころも多々あるだろう。
しかし、細かい事は抜きにして目指すべきゴールをイメージするのも無駄ではないと思う。

社長、わが社の月給を50万から70万にUPしてください

社長、わが社の月給を50万から70万にUPしてください。
お願いします。
給料アップが社員にとって新たな労働意欲を高めるのです。
目先の人件費よりも、「給料の額に見合った仕事をしたい」という社員の思いが、会社の業績にも繋がるのです。
社員の生活を守ることは、経営者として当然の敬意です。
社員への敬意にふさわしい給料を支払うべきです。
若死にする社員もいます。50万だと、残された妻子が生きていくだけの貯蓄ができません。
給料というのは、社員の労働意欲を高めるものであり、遊興や娯楽の為にあるのではありません。「過剰な高給はむしろ社員を堕落させる」というのは、企業というものに対する無理解などゆえです。
他所の大企業には、70万もらってる人がザラにいます。同じ大企業として恥ずかしい。ウチの会社は社員を大事にしない野蛮な会社だと思われてしまいます。
それに、わが社の給料が今のままでもウチの製品の価格が下がるわけではありません。消費者にメリットはありません。
いくら会社全体が赤字だからといっても、給料は社員の生活の基盤です。会社の業績の為に社員が犠牲になってはいけません。
だから、わが社の給料を70万に上げてください。
参考リンク: http://thinkcopyright.org/reason.html


[追記]
こんな理由で給料がUPするならサラリーマンは誰も苦労しないよね、という事。念のため。

はてなブックマーカーのブルース

自分のブログに入魂のエントリー書き上げて
はてなブックマークで2usersまでいったけど
その後ちょっと停滞気味になって
「あー自分でぶくましたい!」
「一刻も早く注目のエントリーに上げたい!」
てゆー時の話やけど
とりあえず
[self]とか[セルクマ]とかタグつけて
いさぎよさをアピールするのか
意味もなく直近のブクマコメントにレスポンスしたりして
ごく自然な流れを装うのかは
自由だ~~~!!
はてぶ is freedom
はてぶ is freedom
はてぶ is freedom
はてぶ is freedom
でも、注目のエントリーに上がったまま
結局3usersで終わったりしたら
かえってヘコむで

「電車の中で(エロ?)漫画を読んでいたという理由で有能な社員を解雇しちゃった」辻豊という人は実在するのか

このエントリーは、愛・蔵太さん風味で(笑)。
有能だが辞めてもらった理由」 という記事が話題になったわけですが。
で、はてなブックマークの反響がこちら
なんか記事をそのまま真に受けちゃってる人があまりに多いのに驚きました。
そんな中、id:fuktommyさんという方が、「何を今さら」というタグと共にURLを紹介されていたので見てみると
有能だが辞めてもらった理由 – 解雇する自由
驚いた事に、この新聞記事は2年以上も前のものだった様です。そして上記URLには、投稿者の氏名含め全文が紹介されていました。辻豊という会社経営の方で、39歳だそうです。ほとんど僕と同世代ですね。
で、この方が語るエピソードが事実であると仮定すると、概要はこんな感じです。

  1. 辻さんは社員数十人規模の会社経営者。
  2. やる気と向上心は誰にも負けないと自負する好印象の30代男性を試用社員として採用。
  3. その社員は有能だったが、夕方の満員電車社員章を付けたまま性描写ばかり載った漫画本を読んでいたのを目撃。
  4. その件でこの社員を社長室に呼んだが、本人が「漫画本を終業後に読んで悪いんですか」と言い張るので解雇。

こんな単純なストーリーなのに疑問点が多すぎて、これが事実とは俄かには信じられません。
個人的に気になる点を挙げてみると、

  • 「満員電車」なのに読んでる本の内容とか社員章付けてる事とか判ったという辻さんと、この社員の距離・位置関係はどんな感じだったか
  • 社員数十人の会社で、社員章なんてあるのか
  • 仮に社員章があったとして、まだ正社員でもない試用期間に渡すものなのか
  • 辻さんが最も気に入らなかったのは、社員章を付けてた事なのか、漫画を読んでいた事なのか、その漫画がエロかった事なのか
  • 会社名を伏せたところで、社員数十名の会社経営者の辻豊と言っちゃったら何もかもバレバレではないか
  • 2004年当時の39歳といったら、むしろ今の若者より多く漫画を読んだ世代ではないか

などなど。
他にも、会社経営に携わる者の実感として、せっかく有能な新人なのに業務上のミスでも勤務態度でもない理由で解雇できるなんて、すごく人材に恵まれた会社なんだなあとか。
あとちょっと補足すると、
社員章については、僕自身これまで4つの会社に勤務して社員章なんて頂いたのは社員数万人規模の大企業だけだったのですごく不思議な感じがしたわけです。実際のところどうなんでしょうか。あったとしても、試用期間中に渡しちゃうもんなんでしょうか。よくわかりません。
それと、社員君の反論が「終業後に漫画を読んで悪いんですか」という主張だった事から推測すると、辻さんが気に入らなかったのは、「漫画を読んでいた事」であって、エロとか社員章はあまり関係無い様ですね。
もし辻さんのお説教が「せめて社員章は外そうよ」とか、「漫画はいいけどエロは恥ずかしいよ」という内容だったらこういう反論にはならない気もします。
それにしても、辻さんはなぜこんなに漫画を毛嫌いするのでしょうか。ほぼ同世代の僕から見るとリアリティ無さ杉です。
小学生低学年の時には、もうガキデカとかこち亀とか始まってましたし、中学時代にはすすめパイレーツとかサーキットの狼とか。高校生位の時にはもうスピリッツなども創刊されて、めぞん一刻とか。少年誌では北斗の拳とかドクタースランプとかタッチとか。
もう思いっきり「漫画世代」なわけで。例え辻さん本人が漫画を読まない人だとしても、漫画を読んでるだけでその人を蔑む様な偏見ってのは醸成し得ない世代だと思うのですが。
さらに辻さん、社員数十名を抱える社長様です。大企業ではないでしょうが、決して小さな数でもありません。人件費とか考えても、年商は億単位でしょう。それなりに交友関係とかも広い筈です。大阪中央区に住む年商億単位の会社社長辻さんと言えば、多分周辺地域の人ならすぐ判るのでは無いでしょうか。
辻豊さんをご存知の方がいらっしゃったら、コメント欄とかで教えてくれるとうれしいです。個人的には、もともとこの辻豊さんという人はいないんじゃないかと思ってますが。
このエントリーでは、個人的印象を垂れ流しただけで、何の証明にもなってません。この疑惑は証明できません。あくまでこの新聞記事は「誰か」の個人的体験を綴った投稿欄でしかないので。
というか、新聞とか雑誌とかの投稿記事欄ってのは、作り手にとっては捏造しまくっても殆どばれない場所だというのも、頭の隅に入れておいても良い気はします。
以上、「ちょっと調べて書く日記」でした。実はあんまり調べてません。ごめんなさいごめんなさい。

ジューシィフルーツ

元日本テレビアナウンサー薮本雅子のブログが、例の盗撮アナウンサー絡みで炎上してるわけだけど、きっかけとなった「盗撮に思う」というエントリーの はてなブックマーク に、id:gotanda6氏のこんなコメントが。

gotanda6 バックラッシュ 若い人は知らないと思うけどこの「おばちゃん」は元ジューシーフルーツ。まあジューシーフルーツも知らないと思うけど。

炎上騒ぎそっちのけで、このコメントに反応。えっと、ジューシィフルーツ超好きでした。3曲目までシングル買いました。
しかし、ジューシィフルーツはボーカル&ギターのイリアが紅一点だったはず。てことは、イリア=奥野敦子=薮本雅子???まーさかー。アリエナス。年代違いすぎるし。
と思っていろいろ調べてみると、どうやらジューシィフルーツはデビュー後次第にセールスが落ち込み、プロデューサー近田春夫の手を離れて後「謎の中学生美少女」がキーボーディストとして参加していたらしい。その「謎のキーボーディスト」が薮本雅子だったと。
詳細はこちらの記事が事の経緯をほぼ完璧に網羅してます。良い仕事。(長文ですが薮本雅子に関する記述は、中間あたりの「27分の恋」に関する解説部分。)
書き殴りライナーノーツ 特別編
デビュー曲の『ジェニーはご機嫌ななめ』は、30万枚を超えるスマッシュヒット。この時代はYMOの成功がトリガーとなって、尖がった才能の持ち主が妙にエネルギーを発散し始めていた良い時代だった。
つーわけで、ありましたよYouTube(笑)。スゴイよYouTube。あんたは出来る子や。さすがに謎の中学生キーボードは出てませんけど。デビュー曲『ジェニーはご機嫌ななめ』の貴重映像。

ネットだって「現実」空間なのだ

もう一週間前の話になるけども、先週の「朝まで生テレビ」が面白かった。
議論の内容も面白かったが、それより個人的に興味深かったのは、日頃からよく読んでいるBlogの一つ「池田信夫Blog」の池田信夫氏や、このブログにもしばしばコメントくださる”中井亀之助”こと吉田望氏がパネリストで出演していた事。ネット上で関わりのある人がテレビに出ていて、それをリアルタイムで見る、という経験は初めてではなかったが、やっぱり不思議な感覚だ。
池田さんはとても饒舌で、「言いたい事の半分も言えない」とよくいわれる「朝生」で、見事に存在感を発揮していた。率直で明快な語り口はMVPと言ってもいいくらい番組を面白くしていたと思う。
吉田さんは番組開始後1時間以上発言できなくて、見ているこっちがハラハラしたが(笑)後半は結構発言できたので良かった。
先週の放送に限らず、最近の「朝生」は「ネット上で著名」な人の出演が増えている。その前は溜池通信のかんべえさんが出ていたし、ライブドアがテーマの時には板倉雄一郎氏小飼弾氏の共演もあった。ワールドビジネスサテライトに梅田望夫氏が出演、なんてこともあったし、今後ますます「ネット空間の著名人」がマスメディアに取り沙汰される頻度は増えていくのだろう。
そしてそんな場面に出くわす度に、テレビでは某かの「専門家」として出演するような人々とネット上で当たり前の様に日々コミュニケーションしているという「現実」に感動せずにはいられない。
北海道在住の自分にとって、そんな事はネット空間無しには有り得ない。なんと素晴らしい事か。ネット上で繰り広げられる日々のコミュニケーションは、「素晴らしき事件」の連続なのだ。その恩恵を我々はもっと自覚すべきだと思う。
ised議事録をまとめる過程で思い当たった、
「打ち上げもネットもオルタナティブである事に価値がある」
という想いが最近頭から離れない。打ち上げに代表される「酒の席」から始まった「無礼講」というコンセプトは建前と本音を使い分ける日本人にとって、とても重要なものだ。ネットには「無礼講」がデフォルトのコミュニケーション空間が広がっている。誰に言われるでもなく、皆言いたい放題本音を晒す。それは「リアル」な本音ではないか。「現実」に存在する人間が発する叫びではないか。ネットに表出する現象は全て「人間」がもたらす現実なのだ
だから、「ネット/リアル」という表現は二項対立として正確ではない。私の場合、「オンライン空間/オフライン空間」という言葉を用いる。もっとふさわしい表現があれば良いけど。
ネット上で特に深い関わりを持つPlummet氏が、朝日新聞の取材を受けた
『萎縮の構図6 ブログに群がる「ネット右翼」異質な意見 匿名で攻撃』と題されたその記事はmumurブログで取り上げられ、2ちゃんねるでは11スレに達するほど注目を集めた。まあ、朝日新聞の元記事内容は誤解と偏見に満ちた哂うしかない代物ではあるが、それ以上に、「自分の関わるネット空間がオフラインメディアに染み出した」出来事の一つとして、なんとも感慨深かった。
奇しくも、前述した池田さんのブログがこの朝日記事を取り上げた
この記事は、1年以上前に起こった小倉弁護士ブログの炎上を取り上げたものだが、池田さんはつい先日起こったものと勘違いしてしまったようだ。無理も無い。5月5日付けの新聞記事で4月30日を最後に閉鎖されたブログを取り上げていれば、事情を詳しく知らない人は最近の事と思うだろう。
逆に言えば、1年前の出来事をわざわざ掘り出さないと語れない程特殊な「事件」でしかない。
対して、前述した様にネット上で繰り広げられるコミュニケーションは日々「素晴らしい事件」に満ちている。果たしてどちらの「事件」に価値を見出すべきか。
我々一般庶民にとってこの「無礼講」ネット空間は守るべき財産だ。
そして、だからこそネットの匿名性を逆手にとった悪質な誹謗中傷を許してはならない。それが、これから先「ネット規制」の口実になるのは明らかだ。

小倉先生大変です!

すんません、ised議事録のまとめモチベーションが一気に冷める記事を発見してしまいました。
こちらの記事 によると、FC2ブログはなんと米国法人との事。本当なのか!?
本当だとすると、もし仮に小倉先生が悲願を達成し、プロバイダ責任制限法を私案通りに改正する日が来たとしても、FC2は適用外じゃないっすか!??どーなんでしょう?教えてください法律の専門家諸先生方!
つーか、サスケット君でさえも規制できません!先生!これは勅使河原君の陰謀なのか?
てか、米国法人ってのはマジで驚いた。
あ、そういえば福田君も規制適用外です!!

『ホテルルワンダ』エントリーの真意について(補足)

前エントリー『ホテル・ルワンダ』が役に立たない?? の追記です。
とりあえず前エントリーに言及くださった記事、コメント等出来る限り目を通しました。
本来は個々に返信すべきかもしれませんがご容赦ください。どの意見も興味深く読ませていただきました。
まず、「ケンカを売って来たのはむこうなんだから当然の反応ではないか」というニュアンスの指摘は、エントリーにコメント下さったmaroyakasaさんを始め、ぶくまコメントでも多数ありました。
その通りだと思います。
それは確かに「当然の反応」だと思います。
これが「単なるネット上の揉め事」であれば、私もわざわざ言及しないし、間違いなくスルーしていたでしょう。
しかし、町山氏は「ホテルルワンダ」の上映に尽力し、パンフに寄稿した御本人です。その町山氏と、映画を見た一観客に求められるモラルのハードルが対称とは(少なくとも私は)考えませんでした。つまり、町山氏には「当然の反応」以上のものを求めたわけです。
「私たちは誰でも人を差別して迫害する、虐殺の種を秘めている」と語ったそばから、怒りも顕に一ブロガーに反撃する町山氏を見て「もったいない」「元も子もない」と。
この「私たちは誰でも」という部分が重要で、本来この「誰でも」には、町山氏も私も件のブロガーを批判していたコメンターも全て含まれるはずです。
他人は勢いよく批判する割に、自分自身の内にある「差別の種」にはあまりに無頓着な物言いに「違和感」を覚えたわけです。
人間は誰しも愚かで、個人差はその強弱に過ぎません。
その中で、自分より明らかに「愚かな」人間を見つけて「攻撃」する時、そこには「自分はここまでバカじゃない」という優越感と、その人間に対する侮蔑心が必ずあるはずです。
他人を攻撃するな、とかナイーブな事を言うつもりはないです。しかし、せめて自分の心中に宿るある種の「卑しさ」に「自覚的」ではあるべき。言いたい事はそれだけです。
計らずも、徳保さんのエントリーぶくまコメントはそういう心情に近いものが多くて興味深いです。
例えばREVさんのコメント

REV 『[meta]映画を上映するのも、感想を書くのも、感想に反論するのも、コメントが荒れるのも、
荒れたコメントにエントリーを書くのも、そのエントリーを炎上させるのも「人間なんて、こんなものですよ。」

御意。
ではあるけども、ホテルルワンダの話題で結論が「人間なんて、こんなものですよ。」じゃああまりに悲しすぎる。だから、こういう状況を誘発した町山さんに一言言わずにはいられませんでした。
それと、トニオさんの指摘で気付いたのですが、町山さんエントリーのぶくまコメントから、「レイシスト」という表現が消えていました。
ぶくまごと削除されたのか、コメントが修正されたのかは定かではありません。また、どういう意図で表現を削除されたのかも不明ですが、これはちょっとうれしかった。
これだけでも、私のエントリーは無意味ではなかった。こういう変化は肯定的に受け取りたいです。
それにしても、件のブログはどんどん暴走がエスカレートしているみたいですね。
ああなると誰も止めようが無い。どんな結末になろうと、後味は悪いでしょう。
この件については、これで最後にします。

勝負師永田のマージャン

425 :名無しさん@6周年 :2006/02/18(土) 22:21:09 ID:LK6p1KMB0
永田「ロン!三万六千!」
武部「・・・」
永田「早く点棒を出したらどうなんですか」
小泉「いや、先に手牌を倒せよ」
永田「この手牌は、最大限守ってあげたい」
小泉「チョンボなんじゃねえの」
永田「どのようにして、その先入観を打ち破る事が出来るのか。本当に悩ましい」
安部「4枚目の西でロンってことは国士無双か?俺「北」を4枚持ってるぞ」
永田「この一方的な攻撃。この風景。こんなところに手牌を倒したらかなわないと感じるのは当然」

そしてバージョンアップ版が。

473 :名無しさん@6周年 :2006/02/18(土) 22:29:42 ID:YvX50XU60
永田「ロン!三万六千!」
武部「・・・」
永田「早く点棒を出したらどうなんですか」
小泉「いや、先に手牌を倒せよ」
永田「この手牌は、最大限守ってあげたい」
小泉「チョンボなんじゃねえの」
永田「どのようにして、その先入観を打ち破る事が出来るのか。本当に悩ましい」
安部「4枚目の西でロンってことは国士無双か?俺「北」を4枚持ってるぞ」
永田「この一方的な攻撃。この風景。こんなところに手牌を倒したらかなわないと感じるのは当然」
小泉「だったらロンなんて言うなよ」
永田「一言聞いただけでガセだと決め付ける、言論封殺、もっとも恥ずべき行為」
安部「誤ロンは8000点だよ。早く払え」
永田「どのような条件をクリアすれば、真性なモノと認める事ができるのか、知恵を貸してください」
小泉「おまえがロンって言ってるんだろうが」

永田「マスター!マスター!!ちょっと来てこいつらに言ってよ」
検察「う~ん、こんな役知らない。テンパって無いでしょうこれ?」
永田「・・・話にならない。前原さん!前原さん!」
前原「これはアガってる。アガってないってんなら証拠を見せるべき。全力を挙げて支援するよ」
武部・安部・小泉「え~?!」

安部「なんて役かだけでも教えてよ」
前原「役名は現在協議中」
武部・安部・小泉「え~?!」

永田よ….背中が煤けてるぜ。