カテゴリー
ネットWatch

小倉先生へ~ローカルプロクシによる「セーフティブログサービス(仮)」のご提案

すみません、ised議事録エントリーはまた次に延ばします。
というのも、「肯定派も否定派もハッピーになれる共通ID論争の落としどころ」をモヒカンチックにあれこれ考えていてちょっとしたアイディアが浮かんだので小倉先生宛にご提案したくなったのです。
落としどころと言っても、これはあくまで「ここから始めてみてはどうでしょう?」という内容です。このアイディアなら

  • 法改正も不要
  • 現行技術で可能
  • 一切の個人情報不要
  • 他のネットコミュニティへの影響無し
  • コスト的にも現実的

と思います。ビジネスパートナーさえ見つかればすぐにでも実現に向けて動き出せます。

概要

  1. 極めて高度なトレーサビリティとコメント制御機能を備え、さらになりすましや自作自演対策、法律アドバイザーまで備えた、ブロガーの安全を最大のウリとする「セーフティブログサービス(仮)」をベータサービスとして無料で立ち上げます。
  2. その最大の目的は、「マーケティング」。
    まず、このサービスがどれだけユーザを集めるかを以って、「安全なブログ」に対する市場ニーズを測定します。
  3. さらにユーザの顧客満足度も調査。顧客満足度が低ければこのサービスの安全対策が機能していないか、もしくはユーザがさらなる安全を求めている事になり、もっと本格的な施策が必要という根拠になります。
    逆に顧客満足度が高ければ、すなわち市場ニーズが満たされた事を示すわけで、そのまま本サービスに移行します。

アーキテクチャの詳細

トレーサビリティの確保(もちろんIPアドレスレベル)にはいろいろな方法が考えられると思いますが、ふと思いついたのが「プロクシの積極的利用」という逆転の発想。これけっこうイケルと思うんですが。
具体的には、表題にもある通り「ローカルプロクシ型のアプリケーションソフト」を事業者側で無料配布し、コメント投稿したい人にはそれを自分のPCにインストールしてもらうというもの。
ちょうど、2ちゃんねるの『禁断の壷』のようなものをイメージしてます。名付けて『禁断のコメントスクラム』略して『禁コメ』(笑)。
で、コメント投稿やエントリー投稿はこの『禁コメ』経由でしかできないような仕組みを実装する。ローカルプロクシだから、負荷の問題もありません。
これであれば、外部プロクシなどの利用はシャットアウトできるし、サーバ、クライアント両方を事業者側でコントロールできるので自由度がすごく高い。
例えば、インストールとアンインストールを繰り返す様な人でも、『禁コメ』側でMACアドレス情報を取得してしまえば、それとアプリケーションIDを紐付けしてその行動をトレースできます。
複数のPCを駆使して自作自演を試みる場合でも、外部プロクシ利用をシャットアウトしているので同じアクセス回線を使用する限り、同一IPアドレスからの発信である事は把握できます。
なりすましはもっと困難。アプリケーションIDだけでほぼ大丈夫。
コメント禁止等の制御も、アプリケーションIDベースで行えばIPアドレスによる制御より遥かに確実で細やか。
あとは、ホスト名を逆引きできないアドレスからの投稿はサーバ側ではじくとか。とにかくいろんなレベルの制御が実現可能。
しかも、個人情報の登録が一切無くても実現できる。当然ながら何らかのアカウント登録と組み合わせる事も可能ですが。
100%じゃないにせよ、はてなやTypeKeyのアカウント認証と比べても荒らし行為は遥かにハードルが高くなるんじゃないかと思います。

その他の対策

さらに、万が一コメント欄等でトラブルが起きた場合に備えて、法律アドバイザーをラインナップしておきます。で、このサービスのユーザに限り無料で相談できる。もちろんこのアドバイザーには小倉先生が就任します。
バランスを考えて、他にも専門家の方がいればベストかと。
私見ですが、一般人が訴訟をあきらめる一番の理由は、トレーサビリティなんかよりもやはり費用(と時間)なんじゃないかと思います。すごく高額な印象がある。相談だけで30分数万円とか聞かされれば、普通の人は尻込みしますよ。だから無料で気軽に相談できる窓口があれば、相談者は多いかもしれません。
「その他の対策」っつーか、これが一番荒らし抑制効果がありそうです(笑)。

個人的な予想

このサービスがもし実現されたとして果たしてどうなるのか。
個人的な予想を言えば、まずユーザ数はそれなりに集まると思いますが、既存のブログサービスを脅かす程にはならないと思います。なぜなら、ブログを開設してる人の殆どは、コメントスクラムの心配より「もっとアクセス欲しいリアクション欲しい」だと思うからです。
ただ、ビジネス的にはちょっと面白いかもと思っていて、何故かというと結局こういうサービスを一番欲しているのは「実名ブログを書いている有名人」だから。
だとするとビジネスモデル的旨みはあります。。少ないユーザ数でもかなりの高アクセスが期待できるからです。
他のブログサービスは、金払ってでも有名人ブログを囲い込みたい、というのが殆どですから。
結局、こういうサービスが新しく出来てそれなりに安全対策が機能すれば「これで十分じゃん?」となるのではと個人的には思います。
アーキテクチャに関しては思いつきなのでまだ落とし穴や考慮漏れがありそうで若干不安は残りますが、そして小倉先生から見たらこれでも不十分なのは承知していますが、「共通ID登録業者」よりはビジネスパートナーも見つかりやすいと思います。
こういうアプローチも小倉先生にとってマイナスにはならないと思いますが如何でしょう?

「小倉先生へ~ローカルプロクシによる「セーフティブログサービス(仮)」のご提案」への29件の返信

 一番の問題点は、民事IT訴訟で連戦連敗の弁護士では、無料でも意味がないとユーザに思われないかと。それに相談しても、反論すると、臆病者、卑怯者、愚か者と次々と罵倒されることを想像すると、誰も相談しなくなる気がします。

いちビジネスモデルのアイデアとしては面白いですが、小倉さんの構想は単なるいちビジネスモデルではなく、ネット社会全体を変えようとする試みですから「肯定派も否定派もハッピーになれる共通ID論争の落としどころ」とはなるのは難しいでしょうね。

>福田氏
 小倉先生がそん「ネット社会全体を変えようとする試みです」と明言したソースを提示してください。これは貴方のいつもの誤読と独り善がりの勝手解釈じゃないですか?

匿名プロクシの著作業さん>
相談するのは「被害者」側なので、被害者本人以上に加害者を憎んでくれる小倉さんは、むしろ好評かもしれません。
Baatarism さん>
そーなんっす。書いてるうちに私もそんな気がしてきました。
福田さん>
私のも「単なる」ビジネスモデルではなく、最大の目的は「マーケティング」と書いてるでしょう?
福田さん曰く「ネット社会全体を変える」がもしホントウなら、尚更、「大衆の望む」変化じゃないとまずいでしょ?マーケティングが必要ないとでも?

>私のも「単なる」ビジネスモデルではなく、最大の目的は「マーケティング」と書いてるでしょう?
isedの議事録を見ると分かりますが、小倉さんは自らの構想を「制度による解決」の中に位置づけていらっしゃいます。つまり法改正によって制度変革を目指そうとするものです。それに対してJ2さんのアイデアは「法改正」は不要だとおっしゃっている。あくまで市場の需給バランスに委ねるということですよね。その結果生じるいかなる変化も「制度による変化」とは呼びがたいことは自明です。レッシグを覚えていらっしゃいますか?レッシグは自由を確保するために「後押し」するものは市場ではない、と明言しています。むしろ法によってアーキテクチャを規制していかなければならない、と主張しているわけです。であれば、いくら目的が単なるビジネスモデルを超えたものでも、市場に委ねるという手法そのものが単なるビジネスモデルを超えるものでしかないと言えるわけです。
>福田さん曰く「ネット社会全体を変える」がもしホントウなら、尚更、「大衆の望む」変化じゃないとまずいでしょ?マーケティングが必要ないとでも?
自由を確保するためには、「大衆の望む」変化を市場に委ねるのではなく、民主的な法プロセスを経て決定していくというのが望ましい、というのがレッシグの考えであったわけですが、私もそれに同感です。

社会を変えたい、良くしたいという願いはいろんな人が持っています。僕も持っています。
例えば、「酒の害は酷い。健康を害し、財産を失い、時には命まで奪う。これは制限すべきだ」「タバコの害は酷い。健康を害し、財産を失い、時には命まで奪う。これは制限すべきだ」「エロの害は酷い。(以下略)」ということが考えられます。
けれども、酒もタバコもエロもある程度は制限されていますが、禁止まではされていません。
個人的にはタバコは違法として厳しく禁止して良いと思いますが、社会の情勢からすると、それを主張するのはバカげたことだなあと元喫煙者の僕は思ってますよ。
つまり、明確に問題があるものであっても、その度合いによって制限の強弱があるわけです。この制限の強弱は社会の要請(曖昧模糊な表現ですまん)なんでしょうね。
小倉弁護士の問題意識は理解できますが、小倉弁護士の提案は、社会が求める程度の制限でしょうか。いやない。(否定疑問文)
社会の自由度とコストを考えると、「社会全体に檻を作る」よりも、「社会の一部に檻を作る」とした方が、より良い提案だろうな、と思います。のでJ2さんに賛成。
タバコを社会的に抹殺するよりも、喫煙室を作れば、お互いシヤワセなんじゃねーの?
と元喫煙者の僕は思うよー。
そして
女性専用車両を作るよりも痴漢専用車両を作るべきだ。
とかってまぜっかえすことも忘れないー

>J2さん
面白い案だと思います。ただし、それだけでは、小倉先生は納得しないような気がします。
小倉先生のもう一つの主張である、発言責任の明確化には必ずしも対応できないわけです。
ただ、共通IDの狙っている効果を果たす上では、十分な代案になりえるとは思います。

「6: 福田 at 2006年04月13日 16:12」の訂正です。
(誤)市場に委ねるという手法そのものが単なるビジネスモデルを超えるものでしかないと言えるわけです。
(正)市場に委ねるという手法そのものが単なるビジネスモデルでしかないと言えるわけです。

>この制限の強弱は社会の要請(曖昧模糊な表現ですまん)なんでしょうね。
その点はおっしゃる通りだと思います。ただし「社会の要請」というのは、必ずしも「市場のニーズ」を意味するわけではありませんから、その辺りは峻別する必要はあるでしょうね(でないと単なるリバタリアニズムになってしまいます)。

ビジネスモデル=利益を生み出す仕組み。
単なる=それだけで何もないさま。(いずれもgoo辞書より)
私の案は、単なるビジネスモデルでも、単なるマーケティング手法でもなく、
1.法改正が必要か不必要かの客観的判断材料となる
 社会的ニーズを測定する為のマーケティングを主目的とし、
2.かつ、ビジネスモデルにもなりうるもの
です。
法改正が必要かどうか、今は客観的判断材料もなく水掛け論にしかなっていない。
だから、まずはニーズを測りましょうといってるだけの話。
こんな単純な話を混ぜっ返さないでください。

そもそも、小倉さんが「民間業者」を持ち出してる時点で、
ビジネスモデルとは無縁ではいられないのです。
ビジネスモデルにならない「社会の要請」だとしたらそれはもう税金でやるしかなくなるわけで。

ホワイトリストブログ案

 J2氏のマーケティング的セーフティブログ案。さすがに現実的な案を 出されると思った。一番感心させられたのがマーケティングによって事の 推移を「見ながら」こ…

レッシグについての誤読があるようですので、指摘をしておきます。
http://blog.japan.cnet.com/lessig/archives/000878.html
「レッシグは自由を確保するために匿名性を排除したがっている。」「…自由を保全するためには、匿名性[anonymity]を仮名性[pseudonymity]で置き換えることができるかも知れないとレッシグは示唆する。」
これはレッシグではなく、レッシグの言葉を(わざと)誤読したエコノミスト誌の賢いDeclan記者です。この記事が全世界を駆け巡ったため、レッシグ先生は激怒しながら、釈明をする必要に迫られました。
この引用に対するレッシグのオウンブログでの肉声(ほとんど悪罵)を引用しておきます。
「Declanの発言は、実際に記事に書かれていることとは何の関係もない。」
「Declanは才能あるライターであり、すばらしい批評家でもあるが、注意深い読み手よりは爆弾魔に近い。」
「記事中で「匿名性を排除」したがっていると書かれているのは私でない。(Declanがあえて排除した記事の)次のパラグラフはこうだ・・・「私はある意味、匿名性の根絶という考えのファンだ」NovellのチーフテクノロジストであるAlan Nugentは語る。「もしそれがセキュリティの対価ならば。」
つまり、これは私の考えではなく、Alan Nugentの考えを私が紹介しただけなのである」
「仮名を選ぶ権利を主張することは「匿名性の排除」ではない。わたしはそんな発言はしていないし、記事にも書かれていない。Declanが言っているだけだ。」
「わたしが語ったのは仮名性の拡大についてだけだ。にもかかわらず、Declanはメールの冒頭で「ラリー・レッシグはそもそも“絶対的な”匿名性が気に入らないのだ、という印象を受けるのは何故だろうか?」と書く。」
「繰り返すが、わたしはそのような発言は一切していない。実際、スタンフォードCISの仕事の多くはそういった種類の匿名性を弁護することなのだ。だからこそ、仮名を選択する権利を支持するという私の議論を、Declanが一体何を根拠にして“匿名性への反対”に歪めているのかは理解しがたい。」
「このふたつの議論を区別できないのは、もっとも粗雑な頭の持ち主だけだろう。そしてもちろん、Declanはそうではない。だからこそ、これは単なる挑発であって議論とはいえない。私に憤激のメールを送ってくる方々は、怒りの矛先を本当の原因に――わたしの言葉ではなく、わたしが言ってもいないことを勝手に作り上げた誰かに――向けることを考えてはいかがだろうか。」


レッシグについては以前、J2さん×福田氏×小倉弁護士のやりとりがありましたね。
レッシグを誤読しているのはどちらだ、的な話。
僕が拾い読みした情報では、レッシグは匿名性を擁護したいと考えている方に軍配が上がっていました。
福田氏はなぜまたレッシグを持ち出したのか、よくわかりません。勝利宣言が有効だと確認したいのかな?
ただ、福田氏はいくつかの勝利宣言を真っ向否定されている履歴がありますので(曰く「isedでは小倉弁護士の主張はほぼ受け入れられた」曰く「小倉弁護士の説はビジネスモデルではない」etc)今回のものも個人的脳内勝利の再経験を目的としたものなのかもしれません。
で、僕が書いた「社会の要請」も、もちろん単純な社会のニーズではありません。
小倉弁護士の案は単純な社会のニーズも無いし高度な社会の要請も無いなぜなら十分に現実社会の倫理感とシステム構築コストと期待できる効果の擦り合わせがされていないからだというような電波を受信していただければ幸いですだから「曖昧模糊な表現」と控えめに書いたんだけどねと句読点抜きに書いておかないと都合のいいところだけ抜書きされてレッシグの二の舞なりー

コレだと固定IDによる情報連結の問題が回避できないような?
希望ユーザのためのホワイトリスト、ブラックリストによる管理という位置づけならありなんでしょうけど小倉さんは以下略(笑)

>nomadさま
>いまはらをきっておわびを
|Q。)< 一瞬、じばらをきってあわびを、に見えたー
|ミ
|・・・(あわび・・・久しく食べてないなぁ)
| ← ネタだけかい(失礼しますた)

 ここでははじめまして。m(_”_)m
 J2さん版共通ID構想の方が軟着陸しそうですね。特に某弁護士抜きでやった方が賛同者が多い気がします。
 意外なことに悪友FR氏は本気で共通IDのビジネスモデルを考えています。基本的にはホワイトリスト仲良しグループSNSで、某SNSの荒廃原因を分析した結果、「新会社SNS等は、クレジットカードによる身元特定(ただし法的紛争にならない限り非公開)による共通ID発行会社とリンクする」を考えているみたいです。
 要するにインターネットゴールドカードメンバー(昔のセレクションCUG)オンリーのネット部分社会!
 真の問題は、共通ID管理会社等には、(1)健全な社会常識を持ち(爆)、(2)誤読王や知ったか同業者からのカタカナ権威を嵩に着た誹謗中傷罵倒嫌味皮肉当て擦りの攻撃を厭わない強靭なタフネスを併せ持ち、(3)現職SE並みの高度なセキュリティスキルと実務経験を有する者(蒼い学生は論外w)という法律スタッフ(弁護士)が必要となりますが、それが「いねーよー」だとか(苦笑)。

>法改正が必要かどうか、今は客観的判断材料もなく水掛け論にしかなっていない。
>だから、まずはニーズを測りましょうといってるだけの話。
残念ながら市場における測定は、法改正が必要かどうかということを何も明らかにはしないでしょう。なぜなら市場を支える「倫理」と法を支える「倫理」とが必ずしも一致しないからです。「社会に必要なもの」=「市場に必要なもの」という構図で把握なさる限り、どこまでいっても「肯定派も否定派もハッピーになれる共通ID論争の落としどころ」など見つけることはできないですよ。
>そもそも、小倉さんが「民間業者」を持ち出してる時点で、
>ビジネスモデルとは無縁ではいられないのです。
よく考えてもみてください。小倉さんがおっしゃる「民間業者」というのは「プロバイダ責任制限法改正案」における「発信者情報管理者」を指しているわけですが、この「発信者情報管理者」は業務の委託を受けて利益享受するわけですから、特定電気通信役務提供者からのニーズさえあれば成立する話なんです。つまりJ2さんのご提案のサービスがどれだけユーザを集めるか、なんて話は小倉さんがおっしゃる「民間業者」のビジネスモデルには直接関係ないというわけです。

>何も明らかにはしないでしょう。
別に「法改正の検討のためにニーズを測る」のではないでしょう?
 ID管理する法人なんてのは
・法律で法人が必要と決まった時
・法律はさておき、ニーズがある時
の片方あるいは両方を満たすときであり、それ以外ではありえないんだけど、前者については客観的判断材料がないんだから(これは本来まず「法改正が必要だよ派」が出すもの)、それじゃあ後者でも考えようぜ、ってだけ。 なんで「後者を考えれば前者が明らかになるぜ」と、余計な関連付けをして読むのか不明。
あと、
>特定電気通信役務提供者からのニーズさえあれば
というのも不十分で、ニーズ(委託内容)と、それに対する額面が折り合わなければいけません。年100万円なら飛びつくし、1億円なら悩むし、100億円なら帰れバカ、となる(注:数字は適当)、これも当たり前。
 ビジネスモデルなしにニーズ=委託を受注はできませんよ。首が回らなくなります。

要約すると、福田氏は
>「法改正の妥当性を市場に問うという試みは決して『落としどころ』なんかにはなり得ない」と言っているだけ
らしいですよ。
ttp://fukudablog.blog6.fc2.com/blog-entry-37.html#comment1049

誤読ないし誤解しないよう。
小倉試案では、特定電気通信役務法の改正で、共通ID制度を導入したプロバイダーには、誹謗中傷などの損害賠償を免責。そうすれば、免責になりたい事業者が共通ID制度を導入するはず。という流れのはずです。
プロバイダーにとって。
損害賠償の想定額<共通ID事業者への支払いコスト → 導入しないでしょう。
損害賠償の想定額>共通ID事業者への支払いコスト
→ 導入するでしょう。
そもそも。そうするとネットにおける損害賠償の総額が、この共通ID市場の上限を定めることになります。(いくらでしょう??)
加入者が多くなり、安くなってどんどん普及するのか。誰も入らず高止まり→共通ID事業者が倒産するのか。
共通ID事業のコスト構造はどうなっているのか。
共通ID事業者同士の競争はどれぐらい激烈か。
まさにビジネスモデルそのものの問題だと思います。

 要するに、言葉を弄んだ無意味なリフレインですか。
 それにしては、ビジネスモデルという言葉を全く曲解しているし、ビジネスのマネージメントやマーケティングの基本が全く判ってない論旨ですね。

↑の続き(途切れました。m(_”_)m)
 企業経営の基本が判っていない方は、あまり想像や空想でものを言って欲しくないなー。ちゃんと調べてから書いて欲しいと希望します。>福田氏

コメントレスが遅くなりまして申し訳ありません。
中井さん>
>プロバイダーにとって。
損害賠償の想定額<共通ID事業者への支払いコスト → 導入しないでしょう。
損害賠償の想定額>共通ID事業者への支払いコスト
→ 導入するでしょう。
簡潔明瞭的確なまとめですね。この不等式をちょっと考察しただけでも、「共通ID導入」のハードルがいかに高いか判りそうなものなんですが…
nomadさん>
しなんでくれ!
サスケットさん>
いえいえ、これはあくまで一サービス業者、でしかないので、他のサービスと併用する限りは情報連結は無いと思います。
つーか、これは「マーケティング」「データ収集」が主目的なので、ホントにビジネス化する場合はむしろ「ローカルプロクシ」が有料オプション、みたいな形になるでしょうね。どっかに安全な場所が確保できれば良いわけですから。(小倉さんがそれで満足かはここでは問うてませんw)
福田さん>
福田さんは、いつもこちらの想定を遥かに超える切り替えしを見せてくれますね。
AKさん>
すみません、私には福田さんのおっしゃりたい事がわかりませんでした。面目ないです。
佐藤さん>
確かに、私には福田さんの主張が「難しすぎる」のは認めざるを得ません。
FRGさん>
ネット部分社会だと、そもそも「共通」IDは不要ですよね。
あと、アドバイザーとしての小倉さん就任は結構重要なポイントだと個人的には思うのですが、とりあえず小倉さんの対応についての顧客満足度も調査するのが、民主的な方法ではないでしょうか。

超破瓜さん>
そんなところでネタやってたんかい!w
こうさん>
順序が前後してしまいました。小倉さんの目的地は柵のはるか向こうにある。道のりは長い。とりあえず柵の手前まで行くのはどうです?どうせ通り道なんだし。というのがこの案の主旨です。

コメントは受け付けていません。